...調子といふものを庇ふと...
田山録弥 「充實した文章」
...やさしき聲に鳴き乍ら 5庇ふが如く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それはこの兄を庇ふ爲で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうだ」「――」「兄が弟を庇ふのは無理もないが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘が父親を庇ふ心根がいかにも不憫(ふびん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬鹿なことを言ふな」主人の半兵衞はそれを庇ふやうに手を擴げましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は清五郎を庇(かば)ひ度いのか」「庇ふわけぢや御座いませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...母親の世乃はそれを庇ふために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを後ろへ庇ふやうにして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...それは仲間を庇ふ考へばかりではない...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...ぼく一人を庇ふためには...
吉川英治 「折々の記」
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