...広義の高山植物は樹木をも含めるが...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...広義の「学」としての文学と科学随筆は論理的な論理を要求しない...
寺田寅彦 「科学と文学」
...他の人間精神の所産物と比較して広義の芸術的科学的ないし功利的の価値を考えてみたときに...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...その意味に於て又広義の文芸欄(Feuilleton)の延長又は拡大であるから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...広義の新聞記者などとは全く資格を異にしている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...広義の報道(Nachrichten)と文叢(Literatur)――広義の文芸――との区別であるように見える...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...結局私が先に主張しようとしたような広義の「人為的操作」に帰着せざるを得ないわけである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...一方は広義のジャーナリスト(文筆業者・法文経関係の学者・記者・其の他)であり...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...広義の時評以外に批評はない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...広義のメヘヤニスムスを脱していない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...元来こうした広義の「復古主義」の所産であったが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...かくて広義の認識論こそ初めて...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...その出所は他ならぬ文献の無批判な引用(広義の)なのだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...広義の政治の中に生きている...
豊島与志雄 「今日の条件」
...室や家屋や街路や野原や川や海などを含めた広義の場所について...
豊島与志雄 「文学以前」
...広義のヒューマニチイ(人間良心)を持たない人物と言うことである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...共に広義の学術に属するもので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もし理屈の語を広義の方に用うれば実朝の歌のごときこれを理屈といい得べく候えど...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
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