...幾分お待たせしましたか? (How long have you been waiting?)...
...彼女の態度は幾分不機嫌なように見える...
...彼の発言は幾分的外れでした...
...彼は幾分震えながら話しました...
...この問題については、幾分微妙な状況です...
...廿四五年たちました今は七十戸程に増してゐますがその内で障子をたてたりして幾分でも住居(すまひ)らしくなつた家は...
有島武郎 「農場開放顛末」
...津浪(つなみ)のために生(しよう)ずる干滿(かんまん)は幾分(いくふん)或(あるひ)は幾十分(いくじつぷん)の週期(しゆうき)を以(もつ)て繰返(くりかへ)されるのである...
今村明恒 「地震の話」
...これによって幾分その怠り癖を防禦しつつあると...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...父は民子に会ふと幾分気まづい顔をしたが...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...御自分の味われたようなお苦しみは幾分でも味わせまいという御決心をなさいましたものとしますと――...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...英国の版図に幾分を加えたりとて...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...自分が今日(こんにち)まで養成した徳義上の観念を幾分か傷つけられるような気がした...
夏目漱石 「三四郎」
...まあ義理やら好意やらを加味した動機からさっそく出て来たとすればやはり幾分か善人の面影(おもかげ)もある...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...ただこの苦痛の幾分が...
夏目漱石 「明暗」
...しかし用意が行き届いていただけに幾分か損害が軽かったかも知れぬ...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...母たちも幾分祖母へ遠慮をしていたが...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...幾分の金(きん)を調(ととの)え...
福田英子 「妾の半生涯」
...従来ごとく少破損あるごとにその神社の林中より幾分を伐ってただちにこれを修めなば事済むなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...青年少年の男女労働者のとる賃銀は大人より幾分低かった...
宮本百合子 「明るい工場」
...幾分悲しく腹立たしい過敏な視線が...
宮本百合子 「異性の友情」
...わたしの後から来る者が幾分なりとも楽にそれを使えるようにしておく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...代表の格で幾分たじろぎながら...
吉川英治 「三国志」
...幾分役立つことが出来るであろう昭和二十五年二月一日著者序説太平洋戦争の敗北によって日本民族は実に情ない姿をさらけ出した...
和辻哲郎 「鎖国」
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