...「幾人かの友達と一緒に出かける」...
...「幾人かの選手が代表に選ばれた」...
...「幾人もの客が店に入ってきた」...
...「幾人もの犠牲者が出た交通事故」...
...「幾人もの人々が希望を持って集まった」...
...幾人かのプチブルジョアが多くなる位ゐの結果になりはしないか...
有島武郎 「私有農場から共産農団へ」
...自白すると自分の如きも昔二十幾人の教師に教を享けたるに不拘(かゝはらず)...
石川啄木 「葬列」
...弟子(でし)たちの中には幾人も...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...「幾人あるかとお質問(たず)ねに対しては...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...病院でも文学青年が幾人かおり...
徳田秋声 「縮図」
...果して幾人世人の頭に残っているだろうか...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...幾人かを引続き夢みることもある...
豊島与志雄 「復讐」
...あのお髯の御武家衆は貴下方のお連れではござりませぬか」「お髯の――幾人?」「御三人」侍は...
直木三十五 「南国太平記」
...人間幾人の命を棒に振って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一體何か云ひたいものを持つてゐてそれで書いてゐる作家が幾人ゐるのだい?B …………A で...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...天がいかに恐ろしい変異を下すとも泰然として動かないだろうと思われる幾人かを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...民藝館はそういう事情のもとに在る親しい幾人かの友達の協同の所産なのです...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...そこに幾人かのそれを読んでわかる者が出来てから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...御用狩野の輩の幾人を今に遺してゐるだらう...
吉川英治 「折々の記」
...――殿軍(しんがり)にのこった甥の弥四郎正氏と十幾人の者は...
吉川英治 「私本太平記」
...犠牲(にえ)になった幾人もの斬口(てぐち)をみたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...幾人の子を生(な)したであろうとか...
吉川英治 「源頼朝」
...幾人かいた母の姉妹中の一人だったのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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