...今の世代は幾世紀もまえにインディアンがなし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...幾世紀にわたってグレンジル城の城主は莫迦(ばか)の限りをつくした...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...まだこのうえに幾世紀も続くだろう...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...幾世紀もの唸(うな)り声……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾世紀をも通り越す人々...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾世紀かの歴史が解決すべき課題を背負って...
中井正一 「国立国会図書館について」
...若し怨恨を結ぶ時にはそのあだというものは幾世かけて尽きるということのないものだ...
中里介山 「法然行伝」
...炎熱と颱風(たいふう)と地震との幾世紀の後...
中島敦 「環礁」
...幾世帯も住んでゐるらしく...
林芙美子 「浮雲」
...ハママツ白波乃(しらなみの)浜松之枝乃(はままつがえの)手向草(たむけぐさ)幾世左右二賀(いくよまでにか)年乃経去良武(としのへぬらむ)ハママツは浜松で浜に生えている松である...
牧野富太郎 「植物記」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...「幾世紀の久しきに亙る人類の全繼續は...
三木清 「歴史哲學」
...芸術と自然科学とを幾世代にわたって花咲かせてきた人間が...
宮本百合子 「現代の主題」
...過去および未来の限りない幾世紀も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...武蔵南葛飾(みなみかつしか)郡綾瀬(あやせ)村大字小谷野字土富(どぶ)耕地同橘樹(たちばな)郡城郷村大字岸根字島ドブ常陸(ひたち)真壁(まかべ)郡中村大字林字土深(どぶ)同 同騰波(とば)ノ江(え)村大字筑波島(つくはしま)字土腐(どぶ)磐城(いわき)双葉(ふたば)郡幾世橋(きよはし)村大字棚塩(たなしお)字ドブ谷地伊勢三重郡朝上村大字田口字ドブ相模にも無数のドブという地名があるのみならず...
柳田國男 「地名の研究」
...幾世紀間の爭鬪を物語り...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...――けれど、内蔵助等の為した大事は、口でこそ是非を云え、この多くの人間共とても、幾世の間にすら、滅多に為し得ないことを仕遂(しと)げたものと云えよう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源氏物語的な特異な逸楽(いつらく)を幾世紀となくつづけ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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