...幾万の選手たちが大会に参加した...
...彼女は幾万の人々を笑顔にした...
...幾万もの星が空に輝いていた...
...幾万通りのアレンジができる料理だ...
...幾万の人々がそのニュースに反応した...
...毎グラムにつき幾万億カロリーという熱量を発生する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...現今幾万人あるを知らずといえども...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...それは幾千幾万とも知れぬ裸女を積み重ねた生きた人肉の山であった...
江戸川乱歩 「影男」
...エジプトの王であるファラオたちの墓にとピラミッドを築いた幾万の人間はニンニクを食とし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...(慷慨の調にて大声に)敵の汝に逢わんとて水陸幾万里千辛万苦を尽しつつ輪船火車を乗り代えて露清両地を過ぐるとき行装のたびごとに天道様に祈りをなしイエス氏にも敬拝すらく平常一度び逢うことの何ぞ遅きや心し給え心し給え東半島大韓帝国に心したまえ一同はじっと聴き入っている...
林不忘 「安重根」
...画家の数は幾万人あっても自分は一人しかいないのであった...
寺田寅彦 「自画像」
...あの如(ごと)く日本国民を憤起させて敢(あえ)て満洲の草原に幾万の同胞の屍(しかばね)を曝(さら)させたかは...
徳永直 「戦争雑記」
...幾千の人が火であぶられ幾万の人が鎖でつながれたかわからない...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...偽教師に警戒せよ! 偽教会にだまされるな! ああ幾万の信徒もろとも地獄に突進する偽の宗教列車のいかに多いことか!天国行きの列車は教皇を機関手とするカトリック教会のほかにありません...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...幾万の女を虐げて豚のように肥満している総ての料理屋の主人の代表の如く思われて...
細井和喜蔵 「女給」
...さらにまたその各々の手が幾千幾万の度数を一個の字体に向って捧げている...
柳宗悦 「工藝の道」
...見る間に草の茎や木の小枝が砂と一途(いっしょ)にさながら鳥の飛ぶように幾万となく飛び立ッた...
山田美妙 「武蔵野」
...8(はち)……幾万と並んだ8(はち)の字の生きた鎖が動く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...テエムスに架せられた幾多の大鉄橋を対岸へ渡つて行(ゆ)く幾万の労働者の帰路(きろ)に混じつて歩き乍(なが)ら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...武権鎌倉の府の強兵幾万...
吉川英治 「私本太平記」
...よしや尊氏が幾万の兵を持って来ようとも...
吉川英治 「私本太平記」
...幾万の将士を救い得れば...
吉川英治 「新書太閤記」
...幾万坪ともない闇に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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