...そも幾その人を惱しけん...
高山樗牛 「瀧口入道」
...そも幾その人の首を切り落としけん...
高山樗牛 「瀧口入道」
...幾そう倍も辛うございました...
太宰治 「皮膚と心」
...幾そう倍の侮辱になる...
横光利一 「夜の靴」
...なお幾そうもの大船を...
吉川英治 「私本太平記」
...幾そうもの舟のうちから...
吉川英治 「私本太平記」
...――まな板烏帽子(ゑぼし)ゆがめつつ気色(けしき)めきたる京侍たそがれ時になりぬれば浮かれて歩く色ごのみ幾そこ許(ばこ)や数知れず内裏拝(だいりをが)ミと名づけたる人の妻ども...
吉川英治 「私本太平記」
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