...彼女の幽妙な美しさが心に残った...
...彼の幽妙なジョークに皆が笑った...
...その小説は幽妙な雰囲気が漂っていた...
...幽妙な音楽に耳を傾けるのが好きだ...
...彼の詩には幽妙な表現が見られた...
...かるが故に、其詩、幽妙を虧き、人をして宛然自から創作する如き享樂無からしむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...幽妙を虧(か)き...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...何といふ幽妙な愛の海ぞこに人を誘ふことか...
高村光太郎 「智恵子抄」
...此の幽妙の人心を曲(つ)くせるは...
高山樗牛 「一葉女史の「たけくらべ」を讀みて」
...ある幽妙な気分に引き込まれてゆく...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...眼に見えぬ処(ところ)、幽妙の処で、文三は――全くとは云わず――稍々(やや)変生(うまれかわ)ッた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...母は「深譽幽妙大※...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...然るに幽本、幽妙の子、了蓮の父母は考へることが出來ない...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...然るに了蓮の祖母知性の母幽妙の下にも...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??