...若木のねんばりした幼芽をみると...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...おれはあの幼芽のねんばりした卷葉をみるのがたまらなくすきなのだ』ああ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...若木のねんばりした幼芽を愛する感情とは...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...頭部二岐せる胚は幼芽...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そこにいわゆる(よく)と称する緑色の幼芽があります...
牧野富太郎 「植物記」
...この幼芽は味が苦いからまた苦とも称えます...
牧野富太郎 「植物記」
...この苦は学問上の語は幼芽であって...
牧野富太郎 「植物記」
...しかしおもしろいことには、一つの種皮の中に子葉(しよう)(貝割葉(かいわれば))、幼芽(ようが)、幼根(ようこん)から成(な)る胚(はい)が二個もしくは数個あることで、そこでこれを地に播(ま)いておくと一つの種子から二本あるいは数本の仔苗(しびょう)が生(は)え出てくることで、これはあまり他に類のないことである...
牧野富太郎 「植物知識」
...幼芽の中は樫でさえ好くしなう...
松永延造 「職工と微笑」
...蝮病でシの根(茅(かや)の根の事なれどここはその鋭き幼芽の事)の上に倒れ伏したれど...
南方熊楠 「十二支考」
...この蝮も倒れた時茅の幼芽が立って傷つけたから...
南方熊楠 「十二支考」
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