...疾病で幼弱になった子供を看病する...
...幼弱な立場に置かれた人々を助けるために寄付する...
...小学生の自分が幼弱な動物をいたわることを学んだ...
...幼弱な意見に押されてしまい、自分の意見を主張できなかった...
...幼弱な身体でも、努力次第でスポーツを楽しむことができる...
...重能彼の幼弱なるを憫み...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...わが幼弱の子に歡喜與ふることのあらざらむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一等著しいのは主体の幼弱な或いは不熟練な労働力に於てであり...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...幼弱の一子を残してきたとあるのは...
柳田国男 「雪国の春」
...お高を貰ったあとで生れた幼弱な子をかかえて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...幼弱な彼の心をはげしくふるい立たせた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あとは老人と幼弱者と婦人たちだけで...
山本周五郎 「日本婦道記」
...幼弱な牧二郎への愛着か...
山本周五郎 「日本婦道記」
...おれが幼弱だった頃のことは父上に聞いたし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...亀千代君の幼弱を盾にとり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「そうだ、裁決だ」と十左は云った、「小野には、国老に対して慮外なふるまいがあった、死罪にすべきところではあるが、藩主が御幼弱で、上意のほどもうかがえぬから、当座逼塞ということにする、また氏家伝次は、若年の采女(うねめ)に頼まれて、辞退すべきところを引受け、国老を詰問したのは僣上である、これも切腹に処すべきであるが、同じ理由によって逼塞を命ずる、次に、伊東七十郎は浪人の身にもかかわらず、上を軽んじ政治を誹議(ひぎ)した、これまた切腹に処すべきところ、特に一命を助けて、伊達式部に預けとする、――以上だ」七十郎は暫く黙っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...幼弱な千寿王に少数の兵をつけて...
吉川英治 「私本太平記」
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