...まだどこやらに幼な顔の残りて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...幼な顔に見覚えのある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...年のころ廿四五のまだ幼な顔の失せぬ愛らしい面持ちの美人...
久生十蘭 「魔都」
...あなたの頬が杯に浮いたようだ」まだどこかに幼な顔ののこった...
山川方夫 「菊」
...正二郎さまの幼な顔にそっくりだ...
山本周五郎 「契りきぬ」
...正二郎さまの幼な顔に生き写しのようだった...
山本周五郎 「契りきぬ」
...いよいよ親しみをこぼしながら「どこか幼な顔というものはお互いにあるものです...
吉川英治 「新・水滸伝」
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