...幸いに東西遠く相離れて目前に比較することあたわざるをもって...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...幸いにその動作はにぶく不器用なので...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...これを幸いに与八はみどりの手を引いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸いにこわれてはいませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸いにもKはたいして長いあいだそれの思いどおりにならなくてもすんだのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...幸いにも次第に晴天となったので...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...幸いに平手も飛んでこず...
正岡容 「寄席」
...それを無視することも幸いに転ずることも我々の思いのままになるはずだと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...石は幸いにもその歴史を保障して...
柳宗悦 「民藝四十年」
...幸いにして諸君の学問が...
柳田国男 「海上の道」
...もしも幸いにこの家に十年...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ただ幸いにして魚付林の利害は...
柳田国男 「雪国の春」
...×月×日 火照りつけている陽を幸いに...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...幸いに、二人とも、蘇生(そせい)した...
吉川英治 「剣の四君子」
...「幸いに、大捷(たいしょう)を博しました...
吉川英治 「三国志」
...正成はそれ幸いに...
吉川英治 「私本太平記」
...四幸いにそこへ、伝七郎らが駈けつけて来たので、犬は群れを崩して八方へ逃げてしまい、又八は見得もわすれて、「助けてくれっ、縄を解いてくれっ――」吉岡門人のうちには、彼の顔を見知っている者が二、三あった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幾種もの小児病を幸いにも無事に経過して来た...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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