...堺と幸徳との厚い友交の關係もあり...
石川三四郎 「浪」
...幸子が代って巧(うま)い工合に拵(こしら)えて云うとしても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸いにして試験の結果が成功し...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...酒徳利に酒があることは何といふ幸福だろう...
種田山頭火 「其中日記」
...ただカントの不幸は...
戸坂潤 「科学論」
...伯は不幸にして權力を有せざるがゆゑに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...閣下は不幸にして議院政略を何よりも大切とするの謬見に陷りたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...地上へ幸福の到来を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その幸福!たとい...
永井隆 「この子を残して」
...「あツ旦那」「確(しつか)りして下さい、旦那」番頭の孫作と、柳屋の幸七は、左右から抱き起しましたが、主人傳右衞門は、一塊(くわい)のボロ屑(くづ)のやうに欄干に蹲(うづ)くまつて、最早息があらうとも覺えず、生命の最後の痙攣(けいれん)が、僅かにその四肢(し)に殘るだけです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...両手を高くさしあげてもみるがこんなにも可愛い女を裏切って行く人間ばかりなのかいつまでも人形を抱いて沈黙(だま)っている私ではないお腹がすいても職がなくってもウオオ! と叫んではならないのですよ幸福な方が眉をおひそめになる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...幸い夜の明けぬ中に船を上(あがっ)て陸行するに若(し)くはなしと決断して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...幸運にちっとも感謝してないようね」ビートリスが穏やかに尋ねた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...真田幸村が非業な討死を遂げた跡も残つてゐる...
牧野信一 「F村での春」
...幸ひ僕が神経衰弱なんで...
牧野信一 「病状」
...其音が例より長く又高く聞ゆる時其所の主人が死又は不幸にあふ...
南方熊楠 「人柱の話」
...私はあの人に女の最高の幸福を受けうる価値もつけようとしてました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この幸福感こそ、念仏行者が、ひとたび、絶対の摂取(せっしゅ)にあずかるの時に、誰人(たれびと)でも、うけることのできる大悲の甘露なのである...
吉川英治 「親鸞」
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