...遠津年魚目目微比賣(とほつあゆめまくはしひめ)に娶ひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その河の年魚(あゆ)を釣りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...年魚(あゆ)釣ること今に至るまで絶えず...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...同書(どうしよ)に崔禹錫(さいうせき)が食経(しよくきやう)を引て「(さけ)其子(そのこ)苺(いちご)に似(に)て赤(あか)く光(ひか)り春生(うま)れて年の内に死(し)す故(ゆゑ)にまた年魚(ねんぎよ)と名く」と見えたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
......
武田祐吉 「古事記」
...大毎東日との関係はそこで絶たれてしまって第八冊の「年魚市(あいち)の巻」は全く新聞雑誌に公表せず書き下しのまままとめて出版したのである...
中里介山 「生前身後の事」
...年魚市(あいち)は今の「愛知」の古名なり...
中里介山 「大菩薩峠」
...年魚市(あいち)の巻から姿を現わして...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰にも知られずに年魚である公魚は何代もかゝつてあんな小湖であれ程繁殖したのであつたらう...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...木の葉にまじつて流れ下る三年魚迄の小型...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...川上に瀑布有て年魚を産するとかや...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...此川また年魚(あゆ)を生ずること最も多しと...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...由ってこの川の年魚(あゆ)が特に肥え美味だなど伝うると等しく多少拠る所があったものか...
南方熊楠 「十二支考」
...古くは年魚市(アユチ)とも字には書いて...
柳田国男 「海上の道」
...伊勢湾の突きあたりの愛知郡は旧くは年魚市潟(あゆちがた)といって...
柳田国男 「故郷七十年」
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