...中尉のごとく年歯わずかに二十五歳...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...わずか年歯(ねんし)二十三...
橘外男 「逗子物語」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...時には私よりも年歯(とし)が若くって...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...私とはだいぶ年歯(とし)が違うので...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...けれども年歯(とし)の違だか段の違だか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...年歯(とし)より早く老けた...
夏目漱石 「道草」
...それをただ年歯(としは)の行かないためとのみ解釈した御常の観察は...
夏目漱石 「道草」
...その局に当りその地位を得るは一半は材能により一半は年歯(ねんし)による...
正岡子規 「病牀譫語」
...茶山が元日の詩に年歯を点出した如くに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...年歯(ねんし)を以(もっ)て論ずれば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...まだ年歯(ねんし)二十歳がらみの弱冠で...
吉川英治 「三国志」
...邯鄲淳はこのとき年歯(とし)わずかに十三歳で...
吉川英治 「三国志」
...年歯わずか二十五歳の青年である...
吉川英治 「三国志」
...探題としては若すぎるほどな年歯(ねんし)だが...
吉川英治 「私本太平記」
...中ほどにある年歯(ねんし)まだ二十一...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかも年歯はこの春をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...年歯もまだ、二十歳を幾つも越えてない若殿なので、新将軍秀忠を繞(めぐ)って、この新しい城府に移住していた天下の梟雄(きょうゆう)や豪傑的な大名のあいだに伍しても、父の細川三斎のこけんを落すようなことは決してなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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