...彼は疲れていたので、床に平臥したまま眠ってしまった...
...ただ平臥していても疲れは取れないので、ストレッチをするようにしよう...
...映画館で映画を見るときは、座席に平臥して見るのが一番楽だ...
...疲れた体を癒すために、週末は家で平臥していることが多い...
...仕事で疲れたあとは、お風呂に入ってゆっくり平臥するのがおすすめ...
...そのまま死体を平臥(へいが)せしめ...
井上円了 「おばけの正体」
...此程(このほど)より所労(しょろう)平臥中(へいがちゅう)...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...且つ頭痛と眩暈(めまい)とにて平臥(へいが)せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...ああ此時に在りて誤りて空(むなし)く床上に在て只平臥する事あらば...
関寛 「関牧塲創業記事」
...安然としてただ平臥していた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...今は僅々八十日間を費やせば安穏に室中に平臥してもって地球を一周するを得べく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...武男さんの事だがの――」むなしき槽櫪(そうれき)の間に不平臥(ふてね)したる馬の春草の香(かんば)しきを聞けるごとく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...四肢ヲ緊縛シテ床ニ平臥セシメ...
久生十蘭 「ノア」
...私は菱形の盆を大きくしたような寝台に平臥して...
松永延造 「職工と微笑」
...河底を潜り上って同然泥中に平臥するがごとし(レオナード著『下(ラワー)ニゲルおよびその民俗篇(エンド・イツ・トライブス)』二三一頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...前に引いた信実の歌などに深山隠(みやまがく)れの宿直猿(とのいざる)とあるは夜を守って平臥せぬ意と見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...予はこれを知らず高山に寒夜平臥して足を不治の難症にしおわったから...
南方熊楠 「十二支考」
...加之(しかのみならず)咳痰に而平臥...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...つひに陛下のお輿(こし)を路傍にしてみな平臥してしまつたとある...
吉川英治 「折々の記」
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