...平素からお世話になっています...
...平素はどのようにお過ごしですか? (普段、日々)...
...平素心に留めておきます...
...このようなことは平素はなかった...
...「平素賜物」と言う言葉があります...
...この暁に至って平素自由を尊び...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...平素から客としての第一の心得は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...操に對して平素考へてゐたことを整理する力もなく...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...すかさず平素の御無音をついでに謝した...
太宰治 「惜別」
...つまりわれ/\を平素配給物ばかり食べている人種と見...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...平素は十以上も若く見える妙子が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...家に帰って精神的にも肉体的にもあたしが平素の落ち着きを取り返した頃を見計らって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...平素から用心深く世間に気取られないようにしていた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...平素は非常にその肌を秘密にすることを知っていて...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...平素一方を向いてるかと思うと...
豊島与志雄 「黒点」
...平素の李には不似合なので...
豊島与志雄 「在学理由」
...彼女はまた平素の落ち着きに立ちもどってきて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...平素は厳格な緘黙(かんもく)の規則に縛られていたので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そが平素日常の素顔(すがお)を取りその住宅庭園の後景を配合せしめたる処...
永井荷風 「江戸芸術論」
...平素内地人に抱いている反感までが急に頭をもたげてきた...
中村地平 「霧の蕃社」
...何者じゃ?」「平素より御隠居さま...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...信順は平素国猿を憎悪することの尤(もっと)も甚(はなはだ)しい一人(いちにん)であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...平素から心服しているため...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??