...「後白河法皇が創始した保元の乱は、平治の乱につながった...
...然れども、平治以降、彼は、平氏を扶けたるの多きを以て、対平氏関係の甚、円満なりしを以て、平氏が比較的彼を優遇したるを以て、平氏を外にしては、武臣として、未其比を見ざる、三位の高位を得たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...佐平治とやら! なかなかぬけだしてくることが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...佐平治はかがみこんで提灯の火をつけるために...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...たしか佐平治とか...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...「狐狸の仕業かな」と柳田平治が...
中里介山 「大菩薩峠」
...その故はこの人平治の逆乱によりて都の内に住み兼ねて東国へ落ち下り相模国(さがみのくに)の住人海老名(えびな)の源八権守(ごんのかみ)季貞と都にて芳心したりし事ありける間この宿所を頼みてゐたりける...
南方熊楠 「十二支考」
...箱館府御平治相成候に付...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...下総の子安利平治...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...平治の時代にむすびついて...
吉川英治 「折々の記」
...弥平治どのだの...
吉川英治 「新書太閤記」
...従兄弟(いとこ)の弥平治光春(やへいじみつはる)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...平治の大乱も終熄して...
吉川英治 「随筆 新平家」
...柾木孫平治(まさきまごへいじ)という名も、もう何日(いつ)、この世から拭き消されるかと、観念の日を送りながら、「柾木孫平治よ...
吉川英治 「茶漬三略」
...お会いになる前に、御主人には、いつになく硬ばった顔いろで、「孫平治...
吉川英治 「茶漬三略」
...こんどの平治の乱を境としてである...
吉川英治 「源頼朝」
...平治の乱から二十年...
吉川英治 「源頼朝」
...さもしい武将ではある)という見方から今にも頼政が恩爵(おんしゃく)にあずかるであろうと、平治の乱後、清盛以下の六波羅一門が、爛漫(らんまん)と咲き華やぐ栄進ぶりと共に、彼へのご沙汰をも注目していたものだったが、頼政は心のうちで、(否とよ...
吉川英治 「源頼朝」
......
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索