...ミチ子がなにをおもおうと平気の平左(へいざ)で...
海野十三 「怪塔王」
...臭いものを嗅(か)いでも平気の平左でいられるはずだ...
海野十三 「怪塔王」
...平気の平左(へいざ)で雨に打たれていたというわけなんですよ...
海野十三 「雷」
...平気の平左であります……」タダダダーン...
海野十三 「空襲警報」
...平気の平左だったのです...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...このお嬢ちゃんは散らかっていても平気の平左なのだ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...平気の平左でやって来るんだから...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...おちやんは平気の平左でお友達と遊んでゐる...
中勘助 「銀の匙」
...その天下が無くなったら争(あらそい)の点も無くなって平気の平左衛門(へいざえもん)とは可笑(おか)しい...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...――てんでもう平気の平左なんだな...
山本周五郎 「季節のない街」
...まるっきり平左(へいざ)じゃないの」「平左ってなんだ」「平気の平左衛門...
山本周五郎 「さぶ」
...生れが違うんだな」「もう平気の平左でね...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...御当人は自分を知っているから平気の平左でいる...
山本周五郎 「百足ちがい」
...平気の平左で三人の青年を見下した...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...御本尊のS・O・S・BOYを慄(ふる)え上がらせながら平気の平左で横浜に着いてしまった...
夢野久作 「難船小僧」
...しかしお作は平気の平左であった...
夢野久作 「斜坑」
...吾輩の姿が見えなくても平気の平左でいるばかりか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「あの時のあの女の度胸のよかったこと……あんなにも恐ろしい手紙を読みながら平気の平左で...
夢野久作 「継子」
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