...また幕状(まくじょう)オーロラは...
海野十三 「宇宙の迷子」
...その器械のまん中にはまっている映写幕には...
海野十三 「怪星ガン」
...――兵隊にはマントも無く、天幕も無かつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...李幕事夫婦を呼びに往った...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...黒幕の仕事でも何でもない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...努力仕ります」幕命を受けて...
直木三十五 「南国太平記」
...「一番目 岩見重太郎の仇討中幕 勧進帳三番目 水戸黄門大切 所作事」と書いてあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...氏は書を能くし発句や謡をたしなみ 就中 たいてい柔道二段ぐらゐの腕まへあり氏は毎朝 東天遙拝 のちラヂオ体操たのまれて話の屑籠なども執筆なさるのだ氏は 氏の一挙手一投足は逸話となつて細大洩らさず新聞などに珍重され氏の巾広い声量(バス)は氏の身代のやうに潤沢たとへば除幕式などに周知の風采をあらはして一言もつて祝辞などを述べ給ふ...
仲村渠 「氏」
...増田屋親子の者と鳶頭を助けた」「まるで芝居の序幕(じよまく)だね」「それから増田屋とあの椿三千麿が懇意(こんい)になり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...幕府が頑(かたく)なな処女のように貿易だけはというのを...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...幕開くと、合爾合(カルカ)姫が舞台中央に上手を向き、うな垂れて立っている...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...殊に最後の第二幕の「極楽の場」がとても素敵でした...
三浦環 「お蝶夫人」
...)段六 阿呆が! (鍬を振る)(すると再び揚幕から...
三好十郎 「斬られの仙太」
...夜が明けたら川を越えるばかりにして兵も将(しょう)も甲冑(かっちゅう)をつけたまま小屋や幕の蔭に眠っている...
吉川英治 「篝火の女」
...そこへ幕兵が駈けのぼって来るまでには...
吉川英治 「私本太平記」
...これには地方における幕府への信頼感も一度に冷(さ)めはてたことであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...幕をはらって加賀見忍剣(かがみにんけん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...父祖(ふそ)食禄(しょくろく)をうけてきた幕府へも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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