...但し装幀は小穴隆一氏を煩はすことを条件とすべし...
芥川龍之介 「遺書」
...わが養母の父なる香以(かうい)の父龍池作(りゆうちさく)福禄寿図(ふくろくじゆづ)一幀等(とう)あれども...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...佐藤に裝幀を頼んで...
小穴隆一 「二つの繪」
...今日多く流布する日本の書籍の装幀には遺憾ながら高度の審美を見る事が少い...
高村光太郎 「装幀について」
...然しながら、書物に至つては之は、全く文義通りの『読めればよし』で、紙質、印刷、装幀、新旧版、何でもよし...
辰野隆 「書狼書豚」
...金岡(かなおか)が観音の像一幀(てい)代価千両なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...単行本の装幀や雑誌の表紙とカットなどのことで...
豊島与志雄 「道標」
...装幀(そうてい)...
中島敦 「光と風と夢」
...なぜかならば我等の芸術を装幀するものは...
萩原朔太郎 「装幀の意義」
...つまりその本当の装幀は...
萩原朔太郎 「装幀の意義」
...内容上の美的裝幀を失格してゐる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...しかし贅沢に装幀した本が...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...立派な書籍――新しい装幀術の勝利がある...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...本の装幀は五十銭でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...表紙の装幀に何かの実(み)のようなふっくりした薄赤い二粒の円い珠飾りのついたののことだろうと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紐(ひも)の装幀(そうてい)にも意匠を凝らしているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帳も巻き物も珍しい装幀(そうてい)を加えて納めることにしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...上開きの(*4-8)本の形に装幀されていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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