...僕の作品の作者としてよりも小穴君の装幀(さうてい)した本の作者として残るであらう...
芥川龍之介 「僕の友だち二三人」
...わが養母の父なる香以(かうい)の父龍池作(りゆうちさく)福禄寿図(ふくろくじゆづ)一幀等(とう)あれども...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...間もなく上品な装幀の日記帳が届けられた...
大阪圭吉 「死の快走船」
...総じて渋い装幀の学術的なものが多い...
大阪圭吉 「死の快走船」
...尤も此は装幀に限らない...
高村光太郎 「装幀について」
...印刷や装幀という物質的条件を含む...
戸坂潤 「読書法」
...装幀(そうてい)...
中島敦 「光と風と夢」
...装幀(そうてい)の工夫(くふう)を籠(こ)めた物徂徠(ぶっそらい)の大幅(たいふく)である...
夏目漱石 「草枕」
...書物に於ける装幀の趣味は...
萩原朔太郎 「装幀の意義」
...裝幀本の菫がかつた褐色...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...装幀や插画にのり出して来て...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...非常に立派な装幀で...
宮本百合子 「業者と美術家の覚醒を促す」
...高山の本の装幀をたのみます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「近代日本の婦人作家」の装幀は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手帖の裝幀を見くらべたりしながら少しでもあなたのそばに永くゐたいといふ文房具の買ひ方に...
室生犀星 「はるあはれ」
...山下新太郎先生が装幀のお筆を執つて下さいましたことは...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...尨大な外来経典の写字、校正、装幀、勘出人、などの各課にわかれて、長期な筆耕仕事に一生をつぶしてゆく...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...(昭和二十六年十二月)客窓雑記春徂(ゆ)くやまごつく旅の五六日装幀とか...
吉川英治 「随筆 新平家」
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