...一幀(いつたう)春の如き麗人図を作る...
芥川龍之介 「骨董羹」
...椿岳独特の画境は大作よりはむしろ尺寸の小幀に発揮されてるから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...装幀は最大限に実用の必然要求に応じ...
高村光太郎 「装幀について」
...大正五年四月籾山書店は旧版『すみだ川』を改刻しこれを縮刷本(しゅくさつぼん)『荷風叢書(そうしょ)』の第五巻となし装幀(そうてい)の意匠を橋口五葉(はしぐちごよう)氏に依頼した...
永井荷風 「すみだ川」
...私は自分の詩集の装幀や画を依頼する人を物色して居た際なので...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...その本はわれわれが近頃よく見るような立派な装幀(そうてい)の...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...本書の装幀(そうてい)に用いた布は同協団の考案にかかる...
柳宗悦 「工藝の道」
...芹沢君は布装幀のほかに一カ年分を入れる帙(ちつ)をも作ってくれた...
柳宗悦 「四十年の回想」
...装幀及飾棚は芹澤介君の図案になり...
柳宗悦 「和紙十年」
...又は書物の装幀や掛軸の表装などは...
柳宗悦 「和紙十年」
...云わば郷愁で装幀をしたわけなのである...
山之口貘 「装幀の悩み」
...装幀のことは後回しに考えることにしたのである...
山之口貘 「装幀の悩み」
...そのときまで装幀のことはまだきまっていなかったのである...
山之口貘 「装幀の悩み」
...山下新太郎先生が装幀のお筆を執つて下さいましたことは...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...一瓶の書幀に挿してみた...
吉川英治 「剣の四君子」
...(昭和二十六年十二月)客窓雑記春徂(ゆ)くやまごつく旅の五六日装幀とか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...内容と共に変ってゆく新しい装幀約束を持っている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...装幀としても新しい試みだったし...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索