...「常山(くさぎ)の花(はな)」と題する小品の中にある「相撲取草」とは邦語の学名で何に当るかという質問を受けて困ってしまって同郷の牧野富太郎博士の教えを乞うてはじめてそれが「メヒシバ」だということを知った...
寺田寅彦 「随筆難」
...一株の大きな常山木(じょうざんぼく)があって桃色がかった花がこずえを一面におおうていた...
寺田寅彦 「花物語」
...その後たびたび同じ常山木(じょうざんぼく)の下へも行ったが...
寺田寅彦 「花物語」
...殆ど富永と同時代でありました湯淺常山が「文會雜記」といふ本に富永の本を批評しまして...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...それが意外にも『常山紀談(じょうざんきだん)』だったので健三は少し驚ろいた...
夏目漱石 「道草」
...「私(わたし)ゃ旧弊だからこういう古い講談物が好きでしてね」彼は『常山紀談』を普通の講談物と思っているらしかった...
夏目漱石 「道草」
...『常山紀談』を普通の講談ものとして考える程度であった...
夏目漱石 「道草」
...常山賊ヲ罵ルノ烈ヲ学ブ能ハズシテ...
成島柳北 「祭舌文」
...特に『常山紀談』とか『日本外史』とかを愛読した...
三木清 「読書遍歴」
...『常山紀談』に、池田輝政、武士の重宝とすべきは領分の百姓と譜代の士と鶏と三品なり...
南方熊楠 「十二支考」
...常山真定(じょうざんしんてい)の生れで...
吉川英治 「三国志」
...これなん真定常山(しんていじょうざん)の趙雲(ちょううん)...
吉川英治 「三国志」
...「常山の趙雲(ちょううん)子龍...
吉川英治 「三国志」
...常山の趙子龍(ちょうしりゅう)と答えると...
吉川英治 「三国志」
...常山の趙子龍(ちょうしりゅう)...
吉川英治 「三国志」
...孔明とひとつになって別れた常山の子龍趙雲(ちょううん)であった...
吉川英治 「三国志」
...「あれは常山の趙子龍であろう...
吉川英治 「三国志」
...常山の趙雲子龍(ちょううんしりゅう)であった...
吉川英治 「三国志」
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