...殆ど富永と同時代でありました湯淺常山が「文會雜記」といふ本に富永の本を批評しまして...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...それが意外にも『常山紀談(じょうざんきだん)』だったので健三は少し驚ろいた...
夏目漱石 「道草」
...しかしそれを書いた湯浅常山(ゆあさじょうざん)を講釈師と間違えるほどでもなかった...
夏目漱石 「道草」
...常山賊ヲ罵ルノ烈ヲ学ブ能ハズシテ...
成島柳北 「祭舌文」
...特に『常山紀談』とか『日本外史』とかを愛読した...
三木清 「読書遍歴」
...加藤清正(『常山紀談』)...
南方熊楠 「十二支考」
...この人は至って愚人だったよう『常山紀談(じょうざんきだん)』など普通書き立て居るが...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦の蜈蚣船(『常山紀談』続帝国文庫本三九八頁...
南方熊楠 「十二支考」
...『常山紀談』に、勇士中村新兵衛、平生敵に識れ渡りいた猩々緋(しょうじょうひ)の羽織と唐冠の兜(かぶと)を人に与えて後(のち)戦いに臨み、敵多く殺したが、これまで彼の羽織と兜を見れば戦わずに遁げた敵勢が、中村を認めずこれを殺してしまった...
南方熊楠 「十二支考」
...『常山紀談』細川忠興(ただおき)妻義死の条...
南方熊楠 「十二支考」
...やゝ尋常山野のものと異なつた特色をもつて居る...
柳田國男 「信濃桜の話」
...常山の蛇の首尾尽(こと/″\)く動くが如く...
山路愛山 「明治文学史」
...本名を名乗り合って莫逆の友となった……というような話が「常山紀談」に載っている...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...常山真定(じょうざんしんてい)の生れで...
吉川英治 「三国志」
...「常山の子龍趙雲(ちょううん)これに待てりっ...
吉川英治 「三国志」
...常山の趙子龍(ちょうしりゅう)と答えると...
吉川英治 「三国志」
...常山の趙雲子龍(ちょううんしりゅう)であった...
吉川英治 「三国志」
...常山紀談などによると...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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