例文・使い方一覧でみる「常々」の意味


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...あなたを常々その大情のかたと思っておりました……したがってまた貴方を信じていたわけです――たとい何ごとがあろうともですな……」ここまできた時...   あなたを常々その大情のかたと思っておりました……したがってまた貴方を信じていたわけです――たとい何ごとがあろうともですな……」ここまできた時の読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...仙台の石巻へ行こうかと駒井氏は常々言われていたが...   仙台の石巻へ行こうかと駒井氏は常々言われていたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...常々仕馴(しな)れぬお坊さまの...   常々仕馴れぬお坊さまのの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...常々この蒸溜人(こして)は大のかつぎやであつたから...   常々この蒸溜人は大のかつぎやであつたからの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...常々誇りにしていたのは我が家の名声に傷一つ無いことですが...   常々誇りにしていたのは我が家の名声に傷一つ無いことですがの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」

...常々生活線上の雲上にこれを求める質でありますから生活そのものに於ては最も簡明なる思ひなきものゝみを望みます...   常々生活線上の雲上にこれを求める質でありますから生活そのものに於ては最も簡明なる思ひなきものゝみを望みますの読み方
牧野信一 「附「歌へる日まで」」

...」などゝ照子は常々から私の周囲を悉く軽蔑してゐた...   」などゝ照子は常々から私の周囲を悉く軽蔑してゐたの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...われわれが常々人生から夢うつゝに見るものの...   われわれが常々人生から夢うつゝに見るもののの読み方
牧野信一 「浪曼的月評」

...右の如く常々長々長大息を漏らされありということであった...   右の如く常々長々長大息を漏らされありということであったの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...二つの欠点であるとは常々...   二つの欠点であるとは常々の読み方
吉川英治 「三国志」

...丞相(じょうしょう)は常々からふかく将軍を慕っておられるので...   丞相は常々からふかく将軍を慕っておられるのでの読み方
吉川英治 「三国志」

...おそれながら、常々、深宮にのみ御座(ぎょざ)あっては、陛下のご健康もいかがかと、臣らもひそかに案じられてなりません...   おそれながら、常々、深宮にのみ御座あっては、陛下のご健康もいかがかと、臣らもひそかに案じられてなりませんの読み方
吉川英治 「三国志」

...みかども常々お悩みらしくあって...   みかども常々お悩みらしくあっての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...真の安心へ導くものだと常々仰っしゃっている」六明慧(みょうえ)上人の駁論(ばくろん)を読んだ者は...   真の安心へ導くものだと常々仰っしゃっている」六明慧上人の駁論を読んだ者はの読み方
吉川英治 「親鸞」

...だが常々、かれには十分な恩恵をほどこしてある...   だが常々、かれには十分な恩恵をほどこしてあるの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...なんでも知らない顔をしながら、なんでも知っているこの酔客様は、途中でこんにゃくのようになって、妓(おんな)たちを手古(てこ)ずらせていたが、その寒巌枯骨ともいえるような細ッこい老躯の中には、なかなか利(き)かない気性が潜(ひそ)んでいるらしく、さっき白紙の返書を遣(よ)こしたり、あちらの別室で、吉野太夫を独占して、得意げに遊んでいるらしい烏丸光広卿などの一座に対して、(青くさい公達輩(きんだちばら)が、なんの猪口才(ちょこざい)な――)と、常々の剛毅が、酒に交じって、胸でむらむらしていることも事実であった...   なんでも知らない顔をしながら、なんでも知っているこの酔客様は、途中でこんにゃくのようになって、妓たちを手古ずらせていたが、その寒巌枯骨ともいえるような細ッこい老躯の中には、なかなか利かない気性が潜んでいるらしく、さっき白紙の返書を遣こしたり、あちらの別室で、吉野太夫を独占して、得意げに遊んでいるらしい烏丸光広卿などの一座に対して、が、なんの猪口才な――)と、常々の剛毅が、酒に交じって、胸でむらむらしていることも事実であったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...なぜならば、法典ヶ原の狂人(きちがい)牢人よと、常々、自分たちが、口汚(くちぎたな)く嘲笑(あざわら)っていた人だからである...   なぜならば、法典ヶ原の狂人牢人よと、常々、自分たちが、口汚く嘲笑っていた人だからであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...行き交(ちが)いに、武蔵が出た後を訪ねたところ、隣家の筆職人の女房が、常々、武蔵の身辺に、案じられる節のあったことや、きょう侍の使者が見えたことなど――つぶさに聞かせてくれたので、さては...   行き交いに、武蔵が出た後を訪ねたところ、隣家の筆職人の女房が、常々、武蔵の身辺に、案じられる節のあったことや、きょう侍の使者が見えたことなど――つぶさに聞かせてくれたので、さてはの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「常々」の読みかた

「常々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「常々」


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