...その悪意が帳消しになるだろうか」「それで...
江戸川乱歩 「疑惑」
...しかし昨朝八丈島沖に相当な深層地震があったのでそれで帳消しになったのかもしれない...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...反歯の帳消しにはならない...
豊島与志雄 「潮風」
...後の分ですっかり帳消しです...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...一杯の冷酒で帳消しにし兼ねない人間ですよ」「でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...帳消しになるわけぢやございません」番頭はまた番頭らしいことを言ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸中の人間の借金を帳消しにする御布令でも出たといふのか」「そんな事なら驚きやしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼はその事柄が帳消しになるためなら...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...誤認の失態がそれで帳消しになるわけではありません...
久生十蘭 「魔都」
...罪を帳消しにしてもらうのがいや? もう...
火野葦平 「花と龍」
...罪を帳消しにしてやるからといって...
火野葦平 「花と龍」
...その借りは帳消しになりませう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その名前は既に明治三十年の五月に帳消しになつて居るといふ事が分つた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...決して差し引き帳消してふ事がないと主張するものと判る...
南方熊楠 「十二支考」
...たとへば一日づつ帳消しにどういふ無意味につひやされても...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...彼らに対するこっちの負いめを帳消しにすることもできるからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それで帳消しなどとは虫がよすぎる」もとよりこれは彼の胸だけのものである...
吉川英治 「私本太平記」
...祝彪(しゅくひょう)を討ったきさまの手柄はそれで帳消しだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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