例文・使い方一覧でみる「帰するところ」の意味


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...この怪事の研究につきて帰するところの問題は...   この怪事の研究につきて帰するところの問題はの読み方
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」

...人道の帰するところはすべてこれ天命の帰するところ...   人道の帰するところはすべてこれ天命の帰するところの読み方
大隈重信 「永久平和の先決問題」

...さればこそ誹諧は栗(くり)の本(もと)を迷い出て談林の林をさまよい帰するところを知らなかった...   さればこそ誹諧は栗の本を迷い出て談林の林をさまよい帰するところを知らなかったの読み方
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」

...そしていつも帰するところは婦人――つまらない婦人――の問題であった...   そしていつも帰するところは婦人――つまらない婦人――の問題であったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...その帰するところは同じようなことであります...   その帰するところは同じようなことでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...おのずから強弱の帰するところあるべきはずなるに...   おのずから強弱の帰するところあるべきはずなるにの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...まったく帰するところに迷っているというのが...   まったく帰するところに迷っているというのがの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...帰するところまったく自己の不明にあることを深く詫び...   帰するところまったく自己の不明にあることを深く詫びの読み方
吉川英治 「三国志」

...ために、玄徳があれほどな人望家でありながら、容易にその大を成さず、悪戦苦闘のみつづけていたのも、帰するところ、部分的な民心はつなぎ得ても、天下は依然、漢朝の復興を心から歓迎していなかったに依るものであろう...   ために、玄徳があれほどな人望家でありながら、容易にその大を成さず、悪戦苦闘のみつづけていたのも、帰するところ、部分的な民心はつなぎ得ても、天下は依然、漢朝の復興を心から歓迎していなかったに依るものであろうの読み方
吉川英治 「三国志」

...たとえ、その者一個人には武士道らしくあっても、帰するところ、主君のためには無益な死であり、犬死である...   たとえ、その者一個人には武士道らしくあっても、帰するところ、主君のためには無益な死であり、犬死であるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...大勢の帰するところを諭(さと)したなら...   大勢の帰するところを諭したならの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...みな帰するところへ帰してゆくのは」信玄に聘(へい)されて...   みな帰するところへ帰してゆくのは」信玄に聘されての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...で、事変後の数日、その余波のもっとも高そうな人と地理と情勢とを、いまその禍乱(からん)を離れて、天下の全面を高所から大観してみると、帰するところ、どこもかしこも、愕(おどろ)きの余りに、――如何にこの大変動に処すべきか...   で、事変後の数日、その余波のもっとも高そうな人と地理と情勢とを、いまその禍乱を離れて、天下の全面を高所から大観してみると、帰するところ、どこもかしこも、愕きの余りに、――如何にこの大変動に処すべきかの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...なぜならば、今、数万の役夫を徴用(ちょうよう)して、あの江越(ごうえつ)国境の山また山を除雪しながら進む難儀は、それをもっと早い一月に決行しても、去年の冬に断行しても、帰するところ、難渋(なんじゅう)な点は同じであった...   なぜならば、今、数万の役夫を徴用して、あの江越国境の山また山を除雪しながら進む難儀は、それをもっと早い一月に決行しても、去年の冬に断行しても、帰するところ、難渋な点は同じであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...道くさすなよ)と、あれほど、出撃のさいに秀吉が勝入へいっておいたにもかかわらず、勝入が、岩崎城の城兵から挑(いど)まれて、一(ひと)もみになどと踏みつぶしにかかったことも、帰するところ、勝入の人物が、それだけの器(うつわ)だったというほかはない...   道くさすなよ)と、あれほど、出撃のさいに秀吉が勝入へいっておいたにもかかわらず、勝入が、岩崎城の城兵から挑まれて、一もみになどと踏みつぶしにかかったことも、帰するところ、勝入の人物が、それだけの器だったというほかはないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...いや、帰するところ、この一行動もまた、徳川牽制(けんせい)の“先手取(せんてと)り”の一石(いっせき)を打ったものといってよい...   いや、帰するところ、この一行動もまた、徳川牽制の“先手取り”の一石を打ったものといってよいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...帰するところは、宋江の罪業になるばかりです...   帰するところは、宋江の罪業になるばかりですの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...また人間それぞれの生涯にも帰するところの“答え”を出しておいてくれたことにある...   また人間それぞれの生涯にも帰するところの“答え”を出しておいてくれたことにあるの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

「帰するところ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「帰するところ」


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