...その思想の帰するところ一轍なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...この怪事の研究につきて帰するところの問題は...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...帰するところはそれでございますよ...
江戸川乱歩 「影男」
...しかして私が神に帰するところの一切の完全性は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...むしろ批評家無用論に帰するところのナチの創造芸術崇拝論の皮肉な宿命である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そしていつも帰するところは婦人――つまらない婦人――の問題であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やっぱり帰するところは我が夫の意気地のないということに帰着して...
中里介山 「大菩薩峠」
...その帰するところは同じようなことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...まったく帰するところに迷っているというのが...
吉川英治 「黒田如水」
...かくまで、一同身命をすてて戦いながら、なお戦いが振わぬのは、帰するところ、帝徳の欠如(けつじょ)か...
吉川英治 「私本太平記」
...たとえ、その者一個人には武士道らしくあっても、帰するところ、主君のためには無益な死であり、犬死である...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな帰するところへ帰してゆくのは」信玄に聘(へい)されて...
吉川英治 「新書太閤記」
...具体的にも例を挙げて、信雄に対する不満の意を明かし、帰するところ、「いまは、思い断(き)った」と、いうのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝入の策も、その夜の密議では、帰するところ、(それこそ、必勝の奇計)(中入(なかい)りの先陣には、ぜひ、それがしを)と、同(どう)じあって、知らず知らず、気負(きお)い立った一決を見たにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...道くさすなよ)と、あれほど、出撃のさいに秀吉が勝入へいっておいたにもかかわらず、勝入が、岩崎城の城兵から挑(いど)まれて、一(ひと)もみになどと踏みつぶしにかかったことも、帰するところ、勝入の人物が、それだけの器(うつわ)だったというほかはない...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰するところ、主従のきずなが断(た)ちきれなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰するところは、宋江の罪業になるばかりです...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また人間それぞれの生涯にも帰するところの“答え”を出しておいてくれたことにある...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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