...結局それをその構成者の稟資(ひんし)(temperament)に帰することが出来るといっている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...失望並に生理的苦痛の大部分はかの立派な徳として讚美せられてゐる性の事柄に関する罪悪的無智に帰すると云つても差支はなからう...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...人道の帰するところはすべてこれ天命の帰するところ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...又は事実回帰すると考えられるような場合があっても...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ということに帰する...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...意識の発生を物質の発展形態に帰する方針が立つとしたら...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...以上の二つに帰することが出来ることを講じたと思う...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...官界に復帰するのも働くのが主目的ではなく...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...仏像経巻も挙げて灰燼(かいじん)に帰するの日がなしと誰が断言する――不破の関守氏は仮りにその時を予想しているのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...生理の問題に帰する...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...鳥羽伏見(とばふしみ)のいくさに敗れて東帰するまでの三年間...
服部之総 「新撰組」
...これらの感覚に場所を帰する理由は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「異なる」対象に「同一性」を帰するようにさせる関連のこの傾向の多くの実例を見るであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...継続した存在を帰することはないので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...昔の人は国家のこの自然的弱点と老衰とを奢侈に帰するのが常であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...或は思ふに之(この)二者は並に皆求むる所少きに帰するもので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...で、事変後の数日、その余波のもっとも高そうな人と地理と情勢とを、いまその禍乱(からん)を離れて、天下の全面を高所から大観してみると、帰するところ、どこもかしこも、愕(おどろ)きの余りに、――如何にこの大変動に処すべきか...
吉川英治 「新書太閤記」
...とはいえ、帰するところ、かれらの拠(よ)り場は、西につくか東かの、二つ以上にはなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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