...鉄心が磁気を帯ぶるというのである...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...声に力を帯ぶ)私は始めから...
泉鏡花 「海神別荘」
...その心またおのずから勇猛の気風を帯ぶるに至るべし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...超自然的性質を帯ぶることに就ては...
高木敏雄 「比較神話学」
...」人のところの世帯ぶりに...
徳田秋声 「黴」
...今は剣を帯ぶるものとてはただ常備兵・警官のほかはまた見るべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...松下の村たる、南は大川を帯ぶ、川の源、渓間数十里、人能(よ)く窮むるなし、蓋(けだ)し平氏遺民の隠匿(いんとく)する処...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...用心もせねばならぬから一刀だけを帯ぶる事にした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...自然に仏法に慣れてその臭気を帯ぶるとの義ならん...
福沢諭吉 「徳育如何」
...また紅色を帯ぶるものもある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...かつ花も点頭して下向きに咲いているのでこれまた露を帯ぶれば同じく重たげに見ゆるので「白露重み」の歌詞が充分よくその実際を発揮せしめている...
牧野富太郎 「植物記」
...わが邦で弓矢を帯ぶる輩これを著けたは...
南方熊楠 「十二支考」
...歯ぐきの色次第に緑色を帯ぶ...
村井弦斎 「食道楽」
...やはり公然と刀を帯ぶることを...
柳田国男 「家の話」
...金銀は元より帯ぶるところにあらずだから...
吉川英治 「新・水滸伝」
...時により官爵(かんしゃく)を帯ぶる身となるやも知れぬ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...春・雨を帯ぶ一鳥の啼(な)く音も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...岸に並ぶもろもろの山も森もすべて一抹の影を帯ぶる事なく...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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