...併しそれにも拘らず存在は還元に依ってその性格を失って意識としての――現象としての――性格を帯びる...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...凡そ価値を有ち意味を帯びるなどということは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...文学は作者の生活意欲を盛られるほど益々生命を帯びる...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...もし運命が彼らの違算の責を帯びるものとするならば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ある所ではとっさに起こった性質を帯びる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四歳より一刀を帯びる...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ちょうど為替機構が世界性を帯びるように...
中井正一 「図書館の未来像」
...百姓に教へに行く任務を帯びるとする...
中原中也 「心理的と個性的」
...時に幻怪味さえ帯びる風姿...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...汚い濁った茶色を帯びる...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...稍(やや)特殊的傾向を帯びるだけに複雑であった...
夏目漱石 「それから」
...こんな生彩を帯びることもあるのかと思われるほど...
久生十蘭 「ノア」
...妙に陰気な沈鬱なおもむきを帯びることがある...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...これを帯びると弱った人も強く心確かになる...
南方熊楠 「十二支考」
...生んで生んでさらに生んで生んで「燃焼」は常に白熱を帯びる...
三好十郎 「ゴッホについて」
...住民たちに武器を帯びることを禁じたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おお何たる美しさであろう! それは無頓着・偶然・の風を帯びれば帯びるほどますます美しい! わたしの主題を見失うのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その話しぶりもますます熱を帯びるばかりだった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
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