...聖橋(ひじりばし)より水道橋(すいどうばし)に至る外濠沿岸(そとぼりえんがん)一帯...
海野十三 「空襲葬送曲」
...帯剣(たいけん)を鳴らして殺到した...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そして丁寧にそれを傷口(きずくち)に塗つた上を繃帯までかけてやつた...
薄田泣菫 「茶話」
...水戸家老安島帯刀(あじまたてわき)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...さて帰つてくれば姉は手拭をかぶつて前垂の両端を帯にはさみ...
中勘助 「銀の匙」
...東洋第一の大聖堂で一万余りのカトリック教徒が天主堂を中心に浦上一帯に住んでいた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...一、右類訴いたすものなく、村々騒立候節、村内のものを差押へ、とたうにくははらせず一人もさしいださざる村方これあらば、村役人にても、百姓にても、重にとりしづめ候ものは、御はうび下され、帯刀苗字御免、さしつづきしづめ候ものどもこれあらば、それぞれ御褒美下しおかるべきもの也年月日奉行」...
中里介山 「大菩薩峠」
...沙漠地帯のことであるから...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...北米の積雪地帯、ヒマラヤ、南アンデスがその例である...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...杖の先には光を帯びた鳥の羽(は)をふさふさと着けて...
夏目漱石 「永日小品」
...欄干(らんかん)の赤い扱帯こそは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...台所ごとの地帯にいやに安住して眼をほそくしている...
林芙美子 「生活」
...なお浮洲地帯を航行して行くので...
久生十蘭 「海難記」
...着物や帯などにも染めさせていた...
山本周五郎 「薊」
...江に面した西北一帯の埠頭区が繁華な商業地域で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...寝衣(ねまき)の帯を解いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...左様で」と、帯刀は、口をうごかし始めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...頭も、片腕も、繃帯で巻き、具足の上の陣羽織も、白地きんらんといういでたち...
吉川英治 「新書太閤記」
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