...ハンドルに手帛(ハンカチ)を被せてグッとひねると...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...ボロ帛(きれ)を下に敷いて見覚えのある時計とニッケル貨幣とがチョンと載っていた...
海野十三 「深夜の市長」
...従(つ)いて行きますとスチーマー・トランクから小さい紫縮緬(ちりめん)の帛紗(ふくさ)包を出して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...大阪もひどいにはひどいが……」岩田氏は鼻の先の汗を邪慳に手帛(ハンケチ)で押し拭(ぬぐ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...後ろに聞こゆる帛(きぬ)を裂くごとき一声は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...手にした手帛(ハンケチ)でしきりに胸の辺りを払った...
夏目漱石 「行人」
...暑くなりましたね」自分は手帛(ハンケチ)を出して顔を拭(ふ)いた...
夏目漱石 「行人」
...手帛(ハンケチ)は膝の上(うへ)に落ちた...
夏目漱石 「それから」
...脊広(せびろ)の胸から皺(しわ)だらけの手帛(ハンケチ)を出して...
夏目漱石 「それから」
...【三八】帛...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...布帛であるが、こゝに梶紙の濫膓があつたと思へる...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...帛(きぬ)を裂くような声が聞えた...
山本周五郎 「やぶからし」
...本で読んだ幣帛の切り方を話したことがあるんです...
横光利一 「旅愁」
...幣帛の姿から胸打つものを見た感動ある新鮮な能力も蘇っているのを思うことは...
横光利一 「旅愁」
...ヤッと裂帛(れっぱく)の息を打ち合せて左右に跳び別れた...
吉川英治 「剣難女難」
...朝廷からはおびただしい金帛(きんぱく)が贈られ...
吉川英治 「三国志」
...帛紗(ふくさ)につつみ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...無用のことをと考えたのか帛紗を引いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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