...立つて掃く帚もバケツも島では新輸入のハイカラ品だからです...
江南文三 「佐渡が島から」
...落葉吹く風に帚(ほうき)をとどめ見る十二月四日 句謡会...
高浜虚子 「六百句」
...わが亡友の中に帚葉山人(そうようさんじん)と号する畸人(きじん)があった...
永井荷風 「西瓜」
...東綺譚は若し帚葉翁が世に在るの日であったなら...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...* * *わたくしが初て帚葉翁と交(まじわり)を訂(ただ)したのは...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...然し其主人(あるじ)は帚葉翁と前後して世を去り...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
......
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...田舎の家に正月初子に蚕飼する屋を帚初むる事云々...
南方熊楠 「十二支考」
...その遺風として『袖中抄』の成った平安朝の末頃まで田舎で蚕室の掃き初(ぞ)め式の帚に小松を添えて鼠どもグズグズいわば燻ぶるぞと脅かしたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の帚木(ははきぎ)もつれて行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お玉は帚を持ったまま顔を真っ赤にして棒立に立っていたが...
森鴎外 「雁」
...弊帚集(へいさうしふ)と題する詩文稿があることを...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...水戸の栗山潜鋒(くりやませんぽう)に弊帚集六卷があつて火災に罹(かゝ)り...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...この町で売る長帚(ながぼうき)も特色ある形で他に見かけません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それは「鹿沼帚(かぬまぼうき)」の名で何処でも知られているものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...おそらくどこの産の帚よりも広く行き渡っているでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この描写に呼び起こされて帚木の発端の語が出て来たとは何人も信じ得ないであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...後の物語を全然知らない者が初めて帚木の巻を読む時にはこの暗示には何の内容もない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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