...あたふた手帖を取り出して...
薄田泣菫 「茶話」
...と言って手帖を胸のポケットにおさめ...
太宰治 「千代女」
...しぶしぶ手帖を上衣のポケツトにしまひ込んだ...
太宰治 「道化の華」
...お気の毒でございますね」姫はいとゞはづかしげに「どういたしまして兄はぢきかへりますから御退屈でせうがすこしお待ち遊ばせな」「ハイありがたう……イヤどうか決しておかまひ下さらないやうに」糸子はかたへの写真帖をいだしながら「なんのちつともおかまひ申ませんで……今宮様...
田澤稲舟 「五大堂」
...葉子の契約した四階の部屋は畳数も六帖(じょう)ばかりで...
徳田秋声 「仮装人物」
...いつぞやわたしが天明(てんめい)時代の江戸の書家東江源鱗(とうこうげんりん)の書帖(しょじょう)の事について問合した事があった時ヨウさんはその返事に林檎庵頓首(りんごあんとんしゅ)と書いて来た...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...夜臙脂を煮て原稿用罫紙を摺ること四五帖なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...どういう訳か逗子へ半月ばかり行っていた時の事を半紙二帖(にじょう)ほどに書いたものが...
永井荷風 「夏の町」
...「源氏物語」宇治十帖の中の浮舟のことを書いてゆくと...
長谷川時雨 「古い暦」
...宇治十帖を娘の大貳三位の作と断じたのなどは...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...不折の鵞群帖の善き事...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...これを心の手帖に書き留め...
柳田國男 「地名の研究」
...(大正十五年六月「太陽」)豆手帖から仙台方言集仙台の土井教授の夫人が...
柳田国男 「雪国の春」
...六帖の座敷へはいった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...一帖の書の手本を取り...
吉川英治 「平の将門」
...秘帖(ひじょう)にかわる別な物が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その人形とともに箱の中から飛びだしていた桐油紙(とうゆ)で包んだ一帖(じょう)の秘冊(ひさつ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...家族らの古い写真帖の中にも私が紋付を着たのなどは一枚も貼ってない...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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