...粘り強い根気でどうかして山をそのまま君の画帖(がじょう)の中に生かし込もうとする...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...第一番になにをしようかなあ」謎の手帖彼は...
海野十三 「脳の中の麗人」
...)これら三十何年前の游心帖のなかに埋れたままになつてゐる...
小穴隆一 「二つの繪」
...どうしても私は手帖を出さざるを得なくなるのである...
太宰治 「黄村先生言行録」
...巡査(じゆんさ)はそれでも直(す)ぐに官服(くわんぷく)を着(き)て被害者(ひがいしや)と一緒(しよ)に現場(げんぢやう)へ來(き)て見(み)て伐(き)られた穗(ほ)の數(かず)を改(あらた)めて手帖(ててふ)へ止(と)めた...
長塚節 「土」
...これは写生帖へかく訳にも行かず...
夏目漱石 「草枕」
...小姓巴剌帖木(パラテム)...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...手帖にそう書いてある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...白い蚊帖が風に微かにゆらめくなかで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...序諸君の食習採集手帖が整理せられたら...
柳田國男 「食料名彙」
...奥の六帖から、口三味線と唄う声が聞えて来た...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そこは仕事場の隣りにある十帖で...
山本周五郎 「さぶ」
...「菊水帖」は、菊水帖から新たに読み初められても、さしつかえないものになるつもりである...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...ここの地形と下り松をスケッチ帖へ写そうと思ったが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...精と根を秘帖(ひじょう)にそそいで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...秘帖を中心に双鶏羽毛(そうけいうもう)を飛ばすありさまだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...奪(と)り返さずにはおけないのはあの血筆の一帖(じょう)だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...秘帖はいつかしら生命以上の値うちになって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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