...やむを得ない場合だけは必ず画帖(がじょう)などにこう書いていた...
芥川龍之介 「三つの窓」
...現在手許にある私の縮図帖は三...
上村松園 「縮図帖」
...さて気になるのはこの縮図帖であった...
上村松園 「縮図帖」
...暗号帖(あんごうちょう)のようなものか...
海野十三 「暗号音盤事件」
...お尻のポケットから手帖を出して書きこんだ...
海野十三 「人造人間事件」
...その手帖は、表紙が破れていた...
海野十三 「地球を狙う者」
...いつでも手帖を懷に入れて居りましてそれにかきつけて憶えました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...曾て戯れにある人のはがき帖(じょう)に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また数十年無事ならば人心も自(おのずか)ら帖服(ちょうふく)すべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...真新しい天具帖(てんぐじょう)で包んだ紅皿が一つ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...萩原は一帖の原稿紙をわたしに見せてくれた...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...五十四帖の功を竣(おわ)ったのは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...手帖にうつしているとY...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...帖は近頃作ったもので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...東京では一帖四十円の海苔(のり)があると言う...
柳宗悦 「全羅紀行」
...そこは八帖ばかりの広さで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...上(あが)り端(はな)の六帖(じょう)ではいつもの小僧が...
山本周五郎 「さぶ」
...命がけでとった柴田方(しばたがた)攻軍(こうぐん)の秘帖(ひちょう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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