...他人の不幸を希うべきなのだ...
梅崎春生 「蜆」
...ただ「救世主クリストの情けにのみ縋ってもたらされんことを希う者であります...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...現世を棄てて来世を希う宗教的信仰に非ずして...
高木敏雄 「比較神話学」
...神聖会議は不信者の帰依を希うがゆえに...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...眼は鋭く 話ははつきりして 講釋は音吐晴朗 語調明確 別に氣取つた風采なく 抑揚頓挫なども稀で 偏に學生の理解を希うていた...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...先ず人を立ててその中に自分自らも生きようと希う気持だけである...
宮城道雄 「音の世界に生きる」
...平和を希う世界の良心に加えられた侮蔑と感じずにいられないのである...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...どれほど、白髪が、私の頭を渦巻こうとも額にしわが数多く寄ろうとも、只、希うのは、健に、敏い感情のみを保ちたいと云う事である...
宮本百合子 「悲しめる心」
...――文字に現わされたものが無くても自分の生のある限りはその時の心を失い度ないと希う...
宮本百合子 「悲しめる心」
...すべての卓抜な女性が希うとおりそれらの生活の全面を愛して生きようとしました...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...人間らしい健全性を希うことからがすでに全面の摩擦にさらされる時期です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...魔女が自分の大切なものをいつまでも自分のところに止めておこうと希うときは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして又女の生活の自然な開花を希う私の心に女として何と痛切なモティーヴがあるだろうと思ったり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はこれが貴方がたへの情愛と敬念とのしるしである事を希う...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...凡人たらんよりは狂者になりたいと希う心...
柳宗悦 「二笑亭綺譚」
...吾々はいつも真理にまで国家を高めたいと希うのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...この一篇を読まれる事を希うのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...新しき生活! ドリアンの希うのはひたすらそればかりだった...
渡辺温 「絵姿」
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