...それでも腰にだけは破れた布切(ぬのぎれ)を巻いているものを見出すことができた...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...破れた布切を解いてきて...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...呉服屋にて男主人や番頭は布切五尺の注文に対して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...うすあかい外国製の布切(ぬのきれ)のショオルが...
太宰治 「姥捨」
...そうしてその火炎がだんだんに白紙や布切れに変わって行ったりする...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...この布切れが今でもやっぱり引っかかっているかもしれない...
寺田寅彦 「写生紀行」
...絵の下のほうにこの布切れがぶら下がっているような気がしてしかたがない...
寺田寅彦 「写生紀行」
...其れと座蒲團代りの古い布切れとを風呂敷で包み隱したのを抱へて市内電車で巣鴨迄行つた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...此の布切れがやつぱり今でも引つかゝつて居るかも知れない...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...鳥は鮮魚を食い尽くしたが布切れの下の腐肉には気づかなかったとある...
寺田寅彦 「とんびと油揚」
...ただその上をありあわせの布切れで巻いているばかり...
永井隆 「長崎の鐘」
...波止場に出でて今日の日の魂に合ふ布切屑(きれくづ)をでも探して来よう...
中原中也 「山羊の歌」
...ブラウスの裂け落ちた布切れを集め始めたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...檣材に縋りついて狂気のように布切れを振っている姿であった...
久生十蘭 「海難記」
...布切れもくっついていましたから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...これより先、伝令一は裸体になり、急ぎ軍服を引き裂き、その布切れで、肩、肘、手首、股のつけ根、膝、足首など、両の手足の関節を伝令二に緊縛してもらって、抜刀を口にくわえ、素早く砦を下りかける...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...川辺が鴨猟のお止め場になったからです」「お止め場とはどういうことだ」老婆は布切で眼脂を拭きながら語った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...以外には塩と布切れだ...
横光利一 「夜の靴」
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