...「巻雲」が見えているね...
...遠くの空に「巻雲」が見える...
...「巻雲」が広がっている美しい景色だ...
...飛行機から見る「巻雲」はとても迫力がある...
...今日は「巻雲」が多く、天気が荒れるかもしれない...
...一番高い巻雲の浮んでいるくらいの高さ以上にある空気の質量よりも大きくはないのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...『巻雲といふ名の雲は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...八方巻雲(はっぽうまきぐも)の剣法の極意を相続する位地にまで進んだので有った...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...八方巻雲の剣法を授かる為に...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...額の上に巻雲(まきぐも)のやうな皺を寄せて心配さうに言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...巻雲ぼやけて延びた夕空は頼み少ない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...天心巻雲のなびくほとりに...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...高空を巻雲が飛行する...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...刷いたような巻雲が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...稀には巻雲(けんうん)や巻層雲(けんそううん)にハロが現れることがある...
中谷宇吉郎 「雪」
...この巻雲あるいは巻層雲は氷晶であろうということが考えられるのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...十種類の雲の中で一番上層に出来る雲が巻雲である...
中谷宇吉郎 「雪」
...この巻雲は層々として濃く重っている雲や...
中谷宇吉郎 「雪」
...巻雲のようになって大気のなかに浮んでいることが多い...
久生十蘭 「南極記」
...巻雲(けんうん)が羽毛のように細く伸びている...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...その上には巻雲(けんうん)がたくさん出ていたから...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ああ月の座の雲の銀……雲はまばゆく奔騰し野原の遠くで雷がなる…………樹は中ぞらの巻雲を二本ならんで航行する…………樹は天頂の巻雲を悠々として通行する……(宮澤賢治)などと口ずさんでみたくなるのだ...
北條民雄 「牧場の音楽師」
...点々として巻雲をうかべていた...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
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