...私と他とは巻絹(まきぎぬ)の経緯の如く...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...巻絹(まきぎぬ)一つ...
南方熊楠 「十二支考」
...『太平記』に、竜神が秀郷に、太刀、巻絹、鎧、俵、鐘、五品を与えたとあれど(『塵添嚢抄(じんてんあいのうしょう)』十九には如意(にょい)、俵、絹、鎧、剣、鐘等とあり、鎧は阪東(ばんどう)の小山(おやま)、剣は伊勢の赤堀に伝うと)、巌谷君が、『東洋口碑大全』に引いた『神社考』には、太刀のほかの四品、『和漢三才図会』には太刀、鎧、旗、幕、巻絹、鍋、俵、庖刀、鐘と心得童子(こころえのどうじ)、計九品と一人、太刀の名遅来矢(ちくし)と出(い)づ...
南方熊楠 「十二支考」
...巻絹は裁(た)ち縫うて衣裳にすれども耗(へ)らず...
南方熊楠 「十二支考」
...ただ恨むらくはその米俵巻絹世に存せざるなり〉という事は...
南方熊楠 「十二支考」
...竜宮から得た巻絹や俵米は尽きなんだが...
南方熊楠 「十二支考」
...竜神が秀郷に送った無尽蔵の巻絹の因(ちな)みに...
南方熊楠 「十二支考」
...さて秀郷竜王を助けた礼に俵米巻絹ともに取り用いて尽きざるを貰うたというた原話は『今昔物語』十六の第十五語だ...
南方熊楠 「十二支考」
...秀郷の巻絹や俵どころでなく...
南方熊楠 「十二支考」
...生熊生御能組(第二日)◇巻絹(まきぎぬ)(シテ)梅津利彦 (シテツレ)梅津昌吉 (ワキ)西島一平 (大鼓)清水嘉平 (小鼓)藤田正慶 (太鼓)国吉静衛 (笛)杉野助三郎 (間)在郷三五郎◇棒縛(ぼうしばり)(狂言)在郷三五郎...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...(一)鍾馗ワキ(二)同シテ(三)鞍馬天狗ツレ(四)経政(五)嵐山半能(六)俊成忠度(七)花月(八)敦盛(九)土蜘ツレ(十)巻絹ツレ(十一)小袖曾我(十二)夜討曾我――これ以後の順序明瞭に記憶せず...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...巻絹十疋(ぴき)...
吉川英治 「私本太平記」
...巻絹一台の手土産とは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...巻絹の一台ぐらいは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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