例文・使い方一覧でみる「巷」の意味


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...この陋のどこかに住んでいる筈だった...   この陋巷のどこかに住んでいる筈だったの読み方
海野十三 「共軛回転弾」

...旗を右手に歯ぎしりしつつ(ちまた)をよろばいあるくわが身の執拗(しつよう)なる業(ごう)をも感じて居るのだ...   旗を右手に歯ぎしりしつつ巷をよろばいあるくわが身の執拗なる業をも感じて居るのだの読み方
太宰治 「もの思う葦」

...馬の如く(ちまた)を走り狂い...   馬の如く巷を走り狂いの読み方
太宰治 「もの思う葦」

...嘉興が戦乱のになりかけているということを聞いたので...   嘉興が戦乱の巷になりかけているということを聞いたのでの読み方
田中貢太郎 「愛卿伝」

...つひ三日程前夕暮れのに...   つひ三日程前夕暮れの巷にの読み方
徳田秋聲 「和解」

...聞きかじった説(こうせつ)やまたは多少了解してる事柄を...   聞きかじった巷説やまたは多少了解してる事柄をの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...親類縁者の人に顔を見られぬ陋に引移るにしかず...   親類縁者の人に顔を見られぬ陋巷に引移るにしかずの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...これ旧記にいふところの小石川の流にして今はわづかに窮の間を通ずる溝(こうこう)となれり...   これ旧記にいふところの小石川の流にして今はわづかに窮巷の間を通ずる溝となれりの読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...鈍(にぶ)い(ちまた)の雜音(ざふおん)と入(い)れ交(まじ)つてチヤラチヤラチヤラチヤラと聞(き)き馴(な)れない物音(ものおと)が聞(きこ)えて來(き)た...   鈍い巷の雜音と入れ交つてチヤラチヤラチヤラチヤラと聞き馴れない物音が聞えて來たの読み方
南部修太郎 「麻雀を語る」

...(ちまた)に雨の降るごとく...   巷に雨の降るごとくの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...これはのゴシップだが...   これは巷のゴシップだがの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...説(こうせつ)には水戸侯と血縁があるなどといったそうであるが...   巷説には水戸侯と血縁があるなどといったそうであるがの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...二元の(ちまた)に彷徨(さまよ)う限りは...   二元の巷に彷徨う限りはの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...(ちまた)の流言を...   巷の流言をの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「只事(ただごと)には非ず」とする説(こうせつ)を裏書して...   「只事には非ず」とする巷説を裏書しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...宮中から公卿、武将、庶民のにまで、ひと頃は、琵琶法師の見られぬところはなかった...   宮中から公卿、武将、庶民の巷にまで、ひと頃は、琵琶法師の見られぬところはなかったの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

...間に絶無とはいわないが...   巷間に絶無とはいわないがの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...人のはなしだけに知っている藤原氏全盛の宮廷やを予想して...   人のはなしだけに知っている藤原氏全盛の宮廷や巷を予想しての読み方
吉川英治 「平の将門」

「巷」の読みかた

「巷」の書き方・書き順

いろんなフォントで「巷」

「巷」の英語の意味

「巷なんとか」といえば?   「なんとか巷」の一覧  


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