例文・使い方一覧でみる「已」の意味


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...塩原から日光へひと跳びというのが(すで)に人間業(わざ)ではない...   塩原から日光へひと跳びというのが已に人間業ではないの読み方
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」

...窘窮の餘むなく亦暴力を以て之に對抗するに至るの形迹があるのです...   窘窮の餘已むなく亦暴力を以て之に對抗するに至るの形迹があるのですの読み方
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」

...まだ(や)まない...   まだ已まないの読み方
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」

...遂(つい)に(や)むなく副司令が柳ちどりに代って出たわけだった...   遂に已むなく副司令が柳ちどりに代って出たわけだったの読み方
海野十三 「間諜座事件」

...此必笑テ頷ンレ之而...   此必笑テ頷ンレ之而已の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...これは運数がに定まっているから...   これは運数が已に定まっているからの読み方
田中貢太郎 「富貴発跡司志」

...彼女は其時に六月(むつき)の身重(みおも)であった...   彼女は其時已に六月の身重であったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...吾公の駕に萩府を発す...   吾公の駕已に萩府を発すの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...お光は学校(や)めて後も矢張(やっぱり)手習読書をせっせと勉強する...   お光は学校已めて後も矢張手習読書をせっせと勉強するの読み方
徳冨蘆花 「漁師の娘」

...例えばデカルトの Cogito とか純粋経験とかいう出発点は出発の仕方を――方法を――に指定している哲学的に築かれた立場であるであろう...   例えばデカルトの Cogito とか純粋経験とかいう出発点は出発の仕方を――方法を――已に指定している哲学的に築かれた立場であるであろうの読み方
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」

...月光の下(もと)に劇場(すで)に閉ぢ行人(こうじん)漸(ようや)く稀(まれ)ならんとして...   月光の下に劇場已に閉ぢ行人漸く稀ならんとしての読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...風流三昧(ふうりうざんまい)の蘿月(らげつ)は(や)むを得ず俳諧(はいかい)で世を渡るやうになり...   風流三昧の蘿月は已むを得ず俳諧で世を渡るやうになりの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...吾等が心情はに古物(こぶつ)となつた封建時代の音楽に取り縋(す)がらうには余りに遠く掛け離れてしまつたし...   吾等が心情は已に古物となつた封建時代の音楽に取り縋がらうには余りに遠く掛け離れてしまつたしの読み方
永井荷風 「黄昏の地中海」

...余は(すで)に小春の可憐(かれん)...   余は已に小春の可憐の読み方
永井荷風 「夜あるき」

...むを得ずケムブリッジに行き研究したのであります...   已むを得ずケムブリッジに行き研究したのでありますの読み方
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」

...門外橘花猶的、牆頭茘子※斑、といふのは蘇東坡(彼は南方へ流された)だが、丁度そつくり其の儘の情景である...   門外橘花猶的、牆頭茘子已※斑、といふのは蘇東坡だが、丁度そつくり其の儘の情景であるの読み方
中島敦 「環礁」

...(やむ)を得(え)ず省略の捷徑(せふけい)を棄てゝ...   已を得ず省略の捷徑を棄てゝの読み方
夏目漱石 「子規の畫」

...我々の間には(すで)に悲しむべき厚い障壁が出来てしまっているのであった...   我々の間には已に悲しむべき厚い障壁が出来てしまっているのであったの読み方
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」

「已」の読みかた

「已」の書き方・書き順

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