例文・使い方一覧でみる「已」の意味


スポンサーリンク

...明智はに動かし難い確信を持っている様に見えた...   明智は已に動かし難い確信を持っている様に見えたの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...あの様に胸騒がせた彼女とは(その時も(すで)に十分悪女であったに相違ないのだが)我ながら別人の観があった...   あの様に胸騒がせた彼女とはに十分悪女であったに相違ないのだが)我ながら別人の観があったの読み方
江戸川乱歩 「お勢登場」

...「に御承知の事でしょうが...   「已に御承知の事でしょうがの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」

...水田に黄ばむで居る...   水田已に黄ばむで居るの読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...処で今もしこの真理が認識の普遍妥当性を意味するならば――それは認識の非普遍妥当性即ち虚偽と対立している――にカントに於て明らかにしたことによって...   処で今もしこの真理が認識の普遍妥当性を意味するならば――それは認識の非普遍妥当性即ち虚偽と対立している――已にカントに於て明らかにしたことによっての読み方
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」

...この種の研究はに空間そのものを予想しているから従ってその限りに於て...   この種の研究は已に空間そのものを予想しているから従ってその限りに於ての読み方
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」

...延て或は皇室の威厳を傷け奉るの虞なきを得ず是れ華族改革の到底む可からざる所以なりと苟も貴族院に於ける華族の行動を目撃するものは...   延て或は皇室の威厳を傷け奉るの虞なきを得ず是れ華族改革の到底已む可からざる所以なりと苟も貴族院に於ける華族の行動を目撃するものはの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...然し明治はに半世紀に近い時間を過した...   然し明治は已に半世紀に近い時間を過したの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...むを得ずケムブリッジに行き研究したのであります...   已むを得ずケムブリッジに行き研究したのでありますの読み方
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」

...その結果さすがに頑強を極めて居た東電(佐竹という人が社長で政友会の弗箱(ドルばこ)であったとの説もある)も時勢に抗し難くとうとう大値下を為すの(や)むを得ざるに至った...   その結果さすがに頑強を極めて居た東電であったとの説もある)も時勢に抗し難くとうとう大値下を為すの已むを得ざるに至ったの読み方
中里介山 「百姓弥之助の話」

...(やむ)を得(え)ず年(とし)を越(こ)さなければならない人(ひと)の如(ごと)くに感(かん)じた...   已を得ず年を越さなければならない人の如くに感じたの読み方
夏目漱石 「門」

...不得(やむをえず)賀状を以て拝趨(はいすう)の礼に易(か)え候段(そろだん)不悪(あしからず)御宥恕(ごゆうじょ)被下度候(くだされたくそろ)...   不得已賀状を以て拝趨の礼に易え候段不悪御宥恕被下度候の読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...トント判らぬ事而(のみ)...   トント判らぬ事而已の読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...首を見ぬ前に松王は(すで)に我子の身替りに立ちしことはほぼ承知せる事ゆゑ...   首を見ぬ前に松王は已に我子の身替りに立ちしことはほぼ承知せる事ゆゑの読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...しかし諸友はわたくしのために霞亭の遺事を捜索して未だまない...   しかし諸友はわたくしのために霞亭の遺事を捜索して未だ已まないの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...不得(やむをえず)拙筆にて補板仕候...   不得已拙筆にて補板仕候の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

......   の読み方
森鴎外 「遺言三種」

......   の読み方
吉川英治 「私本太平記」

「已」の読みかた

「已」の書き方・書き順

いろんなフォントで「已」

「已なんとか」といえば?  


ランダム例文:
額田王   幸阿弥   亡き妻  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
門外不出   百姓一揆   最悪期  

スポンサーリンク

トップへ戻る