例文・使い方一覧でみる「差障」の意味
スポンサーリンク...「政治上の差障（さしさわ）りさえなければ... 
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...その新蔵（しんぞう）と云う若主人が（ほかに差障りがあるといけませんから...
芥川龍之介 「妖婆」
...あるいは御差障りがあるかも知れませんが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...天気がいいと思うときっと何かしら差障りがあって...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...もし兼子に子が出来ても女の子であるから少しも差障りはない...
豊島与志雄 「子を奪う」
...別に差障りはなかろうと...
豊島与志雄 「同胞」
...自分の罪悪に差障（さしさわ）りの来ないことを信ずるほどに...
中里介山 「大菩薩峠」
...それにどうも差障りがありそうだから...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...生活に何の差障（さしさは）りもないのに...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...先ずは大した差障（さしさわ）りなく針が滑って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「話は少し差障りがありますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「話は少し差障（さしさは）りがありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに又いろ／＼差障（さしさは）りもあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もしお身体にお差障（さしさわ）りないようでしたら当分こちらへ来てみませんか...
堀辰雄 「恢復期」
...もしお身體にお差障りないやうでしたら當分こちらへ來て見ませんか...
堀辰雄 「恢復期」
...弾奏を止めても何の差障りもなかつたので...
牧野信一 「サクラの花びら」
...差障りが出来たらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...頼むにも色いろ差障りがあったから...
山本周五郎 「日本婦道記」
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