例文・使い方一覧でみる「差し入」の意味
スポンサーリンク...差し入屋のでさあ... 
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...――薄手の長剣を差し入れて刺したり...
井上良夫 「Ｊ・Ｄ・カーの密室犯罪の研究」
...奇蹟にでも縋（すが）るようにぐっと胸へ手を差し入れた...
海野十三 「白蛇の死」
...妻楊子（つまようじ）の先をソッと差し入れた...
海野十三 「蠅」
...私は彼女の袖口から手を差し入れて...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...議論に差し入れてくるものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」丹前を肩からずり落し、襟元をくつろげ、手を差し入れて、肩をなでましたね...
豊島与志雄 「未亡人」
...彼はうしろからそのポケットの中に手を差し入れて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つめたくなった手を差し入れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼らには面会人も差し入れもなかった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...見るも無惨に痩（や）せ果てた牛が首を差し入れ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...こちらへ差し入れられた...
堀辰雄 「ほととぎす」
...正面の露台から星明りが差し入る...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...御簾の中へ静かにそれを差し入れて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...戸の間から差し入れて指の股で掴もうと試みたものだろうが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...胸へ手を差し入れたまま...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...窓の雨戸へ懐剣の尖（さき）を差し入れた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...鼻づらをぬっと差し入れると...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利！手書き漢字入力検索