...更に巨大なる動物が...
海野十三 「地球盗難」
...巨大な金塊の様に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...巨大な桃尻(ももしり)がモクモクと揺れ...
江戸川乱歩 「影男」
...巨大な怪物の背中が...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...巨大な赤松の林立が...
谷譲次 「踊る地平線」
...この不思議な家に触れて巨大な蘆笛のようにピーピーと鳴った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...或は貝塚を以て巨大なる人の住ひ跡となす...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...見た目はどこか羊に似ているが――一組の巨大な角がある...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...巨大なナスの足許に...
ボードレール 富永太郎訳 「道化と※[#濁点付き片仮名ヰ、1-7-83]ナス」
...今回発明せられた原子爆弾は只その一箇を以てしても優にあの巨大なB‐29二千機が一回に搭載し得た爆弾に匹敵する...
永井隆 「長崎の鐘」
...また巨大な氷山もあっという間に溶かしてしまうという...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...四人の者に担がれた凡そ一坪位ひの容量の巨大な賽銭箱が控えてゐるのを目がけて...
牧野信一 「バラルダ物語」
...巨大な芸術的天分を発揮し得よう筈はなく...
宮本百合子 「鴎外・漱石・藤村など」
...巨大な聖(セント)バーナード種の犬で...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...その黒い、巨大な、四角い暗黒の一角に、黄色い、細い弦月が引っかかって、ジリ、ジリ、と沈みかかっている時刻である...
夢野久作 「ビルディング」
...東国の野でたちまち巨大な火勢となったのも...
吉川英治 「私本太平記」
...生れつき人なみ以上巨大な心臓は膨(ふく)れきって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...形の変った巨大な老木ばかりであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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