...南宗は文人画で主任が巨勢小石先生...
上村松園 「画学校時代」
...巨勢金岡(こせかなをか)の『救世觀音』でせうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...巨勢金岡(こせのかなおか)時代はいふまでもなく...
正岡子規 「病牀六尺」
...伊勢の巨勢という地に四里四方刀斧入らざる深山あり...
南方熊楠 「十二支考」
...白毛茸生(じょうせい)僧の払子(ほっす)のごとく美麗言語に絶えたるを巨勢の医家に蔵すと観た者に聞いた人からまた聞きだ...
南方熊楠 「十二支考」
...巨勢君にはかしこなる画堂にて逢ひ、それより交(まじわり)を結びて、こたび巨勢君、ここなる美術学校に、しばし足を駐(とど)めむとて、旅立ち玉ふをり、われも倶(とも)にかへり路(じ)に上りぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...」人々は巨勢に向ひて...
森鴎外 「うたかたの記」
...少女は暫し巨勢を見やりて...
森鴎外 「うたかたの記」
...俯(うつむ)きゐたる巨勢が頭(かしら)を...
森鴎外 「うたかたの記」
...巨勢はつら杖(づえ)つきたり...
森鴎外 「うたかたの記」
...そのさま巨勢が共に行くべきを...
森鴎外 「うたかたの記」
...右手(めて)に巨勢が頸(うなじ)を抱(いだ)き...
森鴎外 「うたかたの記」
...巨勢が扶(たす)くる手のまだ及ばぬ間(ま)に僵(たお)れしが...
森鴎外 「うたかたの記」
...巨勢は少女が墜(お)つる時...
森鴎外 「うたかたの記」
...泣く泣く巨勢を扶(たす)けて...
森鴎外 「うたかたの記」
...新(あらた)に入(いり)し巨勢がゆくへ知れぬを...
森鴎外 「うたかたの記」
...「巨勢」十七枚書いた...
山本周五郎 「青べか日記」
...巨勢(こせ)ノ屎子(くそこ)という女性がある...
吉川英治 「随筆 新平家」
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