...例:彼は巧遅拙速で、時には素晴らしい成績を収めることもある...
...然るに新聞紙の材料は巧遅なるよりは拙速を重んじ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...彼と同腹一体の苦談楼主人は縦横策を画して風雪を煽ぐに日も維れ足らざるに非ずや彼は巧みに現れんが為に巧みに隠れたるのみ彼は遅鈍なる如くにして反つて巧遅に容易に放たず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...巧遅よりも拙速という事に変じたのである...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
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