...左近(さこん)の敵でもあれば...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...左近将監は新之丞に...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...このたびは石藤左近将監どのお口からじきじきにきいてきてくださらぬか? 老母いささか腑におちかねるところあり...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...左近将監もさすがにのどのかわきをおぼえてきました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...そちはこれでいちおうひきとってよろしい」と左近将監は腕をこまねきましたが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...左近将監礼にまいったぞ!」もはや心がいらだっておりますから...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...左近将監もまたおいかけてきます...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...屋敷の中に、何となく不思議な緊張のあるのは、四五日のうちに、主君左近太夫が、所領の島原へ帰るためばかりとは受取れなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長子を頼該(左近)二子を頼顕といい...
山本周五郎 「新潮記」
...兄の左近頼該は無二の水戸贔屓(びいき)で...
山本周五郎 「新潮記」
...その二名の追放は実行されぬとみなければならぬ……斉昭に私淑する左近が云いだすからは...
山本周五郎 「新潮記」
...雑人(ぞうにん)ではないか」「かんじんな左近や国長は自刃させ...
吉川英治 「私本太平記」
...爺の左近をも呼びたてて...
吉川英治 「私本太平記」
...久子もこれにおる」だが、爺の恩智左近は、ひどくむッそり面だった...
吉川英治 「私本太平記」
...南の左近将監にも諮(はか)って...
吉川英治 「私本太平記」
...北条左近大夫泰家は...
吉川英治 「私本太平記」
...春日井(かすがい)郡から馳せ加わった下方左近将監(しもかたさこんのしょうげん)――などがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...……オオ何はともあれ」と、左近将監が、にわかにそれを開いて一読してみると、まさしく、塙江漢の手蹟(しゅせき)である...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??