...彼は迷信家で、毎朝必ず左足から部屋を出る...
...父は事故で左足を失って義脚を使っている...
...左足からそれに近寄らねばならぬ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鍛冶屋は左足で柄をつかみ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...変な形の左足の靴とがピョンと食(は)みだしていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...首ばかりのおじいさんは、しばらく空中をユラユラしていましたが、パッと、首の下に、胴体があらわれ、おやっとおもっていると、その胴体の下に、右足がつき、左足がつき、それから両方の肩に、右手、左手と、つぎつぎと、足や手が、どこかから飛んできて、おじいさんのからだに、くっついてしまいました...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...そして左足もぎとられているとみえて...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...左足の小指の先にまで現われているのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...スメルジャコフは前へ踏み出していた右足を左足へ引きつけて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その代わりに左足を前へ出してから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...も一度左足の踵で廻った...
豊島与志雄 「月明」
...左足に軽度の跛行癖があります...
久生十蘭 「魔都」
...左足まず出せば敗兆と断じ出陣を見合せた(コラン・ド・プランシー『妖怪字彙(ジクショネーランフェルナル)』四版二四二頁等)...
南方熊楠 「十二支考」
...少し左足を曳(ひ)かなければ歩けない...
山本周五郎 「いさましい話」
...私は左足の痛風で力仕事ができなくなり...
山本周五郎 「橋の下」
...左足に負傷したなどの珍事もあった...
山本笑月 「明治世相百話」
...女の左足の痕を探したが...
夢野久作 「暗黒公使」
...しかし片っ方の左足はチャンと胴体にくっ付いている...
夢野久作 「一足お先に」
...うごかすと今朝もなお左足の関節から夥しい血が厚ぼったい繃帯をやぶって噴き出した...
吉川英治 「黒田如水」
...――と、彼は右足で足場をさぐり、左足を立て、そろそろ腰を浮かしはじめた...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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