...随つて、工藤様といへば、村の顔役、三軒の士族のうちで、村方から真実(ほんと)に士族扱ひされたのは私の家一軒であつた...
石川啄木 「刑余の叔父」
...工藤の前へよせてやり...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...岡部伍長と工藤上等兵のほかに...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...弓削道鏡様(ゆげのどうきょうさま)が和気清麻呂様(わけのきよまろさま)を……」「そうだとも」「楠正成様が足利尊氏様に亡ぼされ……」「その通り」「曾我の兄弟様が工藤祐経様(くどうすけつねさま)をお討ちになった……」「それに違いないじゃねえか」「太閤様のところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...野口研究所の工藤氏である...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...工藤へ船の名前を知らせてやつたものだつた...
林芙美子 「秋果」
...工藤は新聞社へ勤めてゐた...
林芙美子 「秋果」
...工藤を知つたゝめに...
林芙美子 「秋果」
...工藤ときちんとした家庭を持ちたいと願つた...
林芙美子 「秋果」
...澤山の迎へのなかに工藤の姿を探したけれど工藤はゐなかつた...
林芙美子 「秋果」
...工藤に對する夢を何時までも捨てきれないでゐる自分がいとしくもあつたのだ...
林芙美子 「秋果」
...工藤は獨りで醉つた...
林芙美子 「秋果」
...工藤は二本のビールを飮むと...
林芙美子 「秋果」
...これで工藤とも久しく逢へないだらうと思つた...
林芙美子 「秋果」
...工藤は、ここでつけ加えた...
吉川英治 「私本太平記」
...「刑部、知っての通りだ」「はっ」「ぜひもない、そちは上使の宿所へまいって、使者の工藤、皆吉(みなぎ)の両名に、ぞんぶん、歓待を与えておいてくれ...
吉川英治 「私本太平記」
...工藤介茂光(くどうのすけしげみつ)...
吉川英治 「源頼朝」
...工藤介(くどうのすけ)茂光も老体...
吉川英治 「源頼朝」
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