例文・使い方一覧でみる「巡見」の意味
スポンサーリンク...巡見使は、役所の職員が市民の呼び出しを受け付ける窓口業務の監督を行う... 
...彼女は巡見使として、この地域での市民ニーズを広く把握している...
...鎌倉時代には、鎌倉幕府が各地方に派遣した巡見使が現場を監督した...
...巡見使は旅をすることが多く、遠方からやってきた人々にも親切に対応する必要がある...
...東京都庁には、巡見使制度を現代風にアレンジした「東京都巡回役所」が存在する...
...湯から上ると副長の巡見がすんでゐたから...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...巡見（じゆんけん）でないのが先（ま）づ嬉（うれ）しい...
泉鏡太郎 「怪力」
...樽前岳の鎔岩丘わが國（くに）の陸上（りくじよう）の火山（かざん）を巡見（じゆんけん）するに當（あた）つてどうしても省（はぶ）くことの出來（でき）ないのは...
今村明恒 「火山の話」
...われ／＼は内外（ないがい）の活火山（かつかざん）をざつと巡見（じゆんけん）した...
今村明恒 「火山の話」
...前（まへ）に内外（ないがい）の火山（かざん）を巡見（じゆんけん）した場合（ばあひ）の記事（きじ）を掲（かゝ）げて置（お）いたが...
今村明恒 「火山の話」
...樺太ノダサンの殖民豫定地を巡見する時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...室の中に懸っている絵を一巡見廻わした...
豊島与志雄 「二つの途」
...井戸端の傍（そば）なる小屋（とりごや）を巡見（じゅんけん）にと出掛ける...
永井荷風 「狐」
...或晩彼は其の町角の本屋の店に入つて新刊の本を一巡見て居た時...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...清水谷様爰許（こゝもと）御巡見有之総督御召に而...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...けふ十九日にある筈（はず）であつた堀の初入式（しよにふしき）の巡見が取止（とりやめ）になつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...けふの巡見を取り止めたのはそのためである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...土井は正（しやう）九つ時（どき）に城内を巡見するから...
森鴎外 「大塩平八郎」
...九つ時になると、両大番頭（おほばんがしら）が先導になつて、土井は定番（ぢやうばん）、加番（かばん）の諸大名を連れて、城内を巡見した...
森鴎外 「大塩平八郎」
...土井は暮（くれ）六つ時（どき）に改めて巡見することにした...
森鴎外 「大塩平八郎」
...二度目に巡見した時は...
森鴎外 「大塩平八郎」
...昼夜巡見を怠らずにいた...
吉川英治 「三国志」
...二の丸の広い区域を巡見して...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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