...川しものほうから...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...二百メートルも川しもの白いランチを追って...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...川しもを見ると、白いランチは、やっぱり二百メートルもむこうを走っています...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...小名木川(おなぎがわ)の五本松は芭蕉翁(ばしょうおう)が川上とこの川しもや月の友...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...遥か川しもには油堀(あぶらぼり)の口にかかった下(しも)の橋(はし)と...
永井荷風 「深川の散歩」
...○薬研堀(やげんぼり)がまだそのまま昔の江戸絵図にかいてあるように、両国橋の川しも、旧米沢町(もとよねざわちょう)の河岸まで通じていた時分である...
永井荷風 「雪の日」
...○薬研堀がまだ其のまゝ昔の江戸絵図にかいてあるやうに、両国橋の川しも、旧米沢町(もとよねざはちやう)の河岸まで通じてゐた時分である...
永井荷風 「雪の日」
...川しもの音沢、内山はもとより、山崎や舟見、或いはもっと遠方からも、隊を組んで稼ぎにやってくる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...川しもの方を眺めて見る...
中村地平 「南方郵信」
...川しもにある水車小屋の水車の音が長閑に聞える他に何の音響もありません...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
......
三好達治 「短歌集 日まはり」
便利!手書き漢字入力検索