...岩山の根の巌(いわ)に近く...
泉鏡花 「悪獣篇」
...按摩(あんま)巌(いは)の前(まへ)にフト留(と)まつて...
泉鏡太郎 「怪力」
...ずっと以前から金剛巌先生について習っていますが今もって上達しません...
上村松園 「謡曲と画題」
...私の先生の金剛巌さんやその他名人のつけられる面は...
上村松園 「謡曲と画題」
...悟道7・23(夕)近頃碧巌録(へきがんろく)とか...
薄田泣菫 「茶話」
......
種田山頭火 「其中日記」
...わけて覚円峯のようにすっきりした大巌山の上より...
中里介山 「大菩薩峠」
...七兵衛おじさんのためにこっそりと食物を運んであげる役目――宵々毎に瑞巌寺の臥竜梅のうつろへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...巌のような巨大な体躯をもった人啖いのセネガル黒人兵が...
久生十蘭 「海難記」
...曇りてとざし風にゆるそれみづからぞ樹のこゝろ光にぬるみ気に析くるそのこと巌のこゝろなり樹の一本は一つの木規矩なき巌はたゞ巌...
宮沢賢治 「こゝろ」
...梁川星巌の贐(はなむけ)の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...男鹿の外海ほどの巌ならば方々にある...
柳田国男 「雪国の春」
...「巌之助(いわのすけ)といいます...
吉川英治 「新書太閤記」
...隣がすぐ青巌渡寺...
吉川英治 「随筆 新平家」
...右隣に星巌(せいがん)...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...巌流はまだ気づかず...
吉川英治 「宮本武蔵」
...巌流殿は門を閉めて人にも会わぬ――といわれるのは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...巌流もひと足、浅瀬へざぶと踏みこんで、物干竿をふりかぶり、武蔵の真っ向へ――と構えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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