...あの巌壁によじのぼり...
海野十三 「太平洋魔城」
...樹と巌が入り乱れた処があって...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...青巌寺を仮の住まいと定め...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...背の高い立派な巌丈な体である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...その壁は相面した二つの巌壁である...
中井正一 「うつす」
...服部南郭、屋代輪池、清水泊、梁川星巌、深川永機等皆一タビ、跡ヲ湖上ニ寄ス...
永井荷風 「上野」
...全集は重に巌谷小波先生が編纂されたやうな事から博文館から出版されました...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...大山巌さん(後の大山元帥)などもよく往来で「今夜来ないか...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...古河古松軒の記した「四神地名録」に『荏原郡大森村巌正寺(浄土宗)にては...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...」巌夫は十六位ででもあったのだろう...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...おれ一人だと黒坂森のまんなかの巨(おほ)きな巌(いは)が...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...枯巌枯骨(こがんここつ)そのもののような老人であったのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...巌(いわお)のように横から見ても縦(たて)から見ても動きそうにもないものに見える...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...巌のように坐っている為であるらしかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...花筏巌流島(はないかだがんりゅうじま)というのが出ている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...すでに巌流という一派を独創して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...隣りの星巌(せいがん)とは...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...巌流に止刀(とどめ)を刺すのを忘れて行ったのを見てもわかるではないか」――と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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