...次第に大きな巌石に力を試みようとするらしかった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...巌(いわ)の根に控えて見ていた...
泉鏡花 「悪獣篇」
...碧巌を読む、碧巌はいつ読んでもなんど読んでも興が深い、そこに禅の語録の味はひがある...
種田山頭火 「其中日記」
...今度は東大の末弘巌太郎教授を持ち出した...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...巌であれば巌の固さの中に美わしさを求めいずるもの...
中井正一 「壁」
...巌谷小波夕涼み足で犬の背なでながらこういう名吟を見ると、巌谷小波も、なかなかの俳人だったと思う...
野村胡堂 「胡堂百話」
...涙香の「巌窟王」もまた...
野村胡堂 「涙香に還れ」
...巌石に触れて砕くる危険あるべし...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...高さ二十七間てふ巌(いわ)に陰相の窟を具う...
南方熊楠 「十二支考」
...寒巌処々猶冰雪...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...豪然たる巌流、先頭の舟上に立つ...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...瑞巌寺(ずいがんじ)のあたりで明けはじめ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...デュウマの小説に出て来る巌窟王の幽閉された岩屋です...
横光利一 「旅愁」
...巌(いわお)も砕けろと玄蕃の脳天目がけて来たのを...
吉川英治 「剣難女難」
...巌(いわ)に砕ける浪のように...
吉川英治 「三国志」
...盧(ろ)の拒否はまるで巌(いわお)のようでしかない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――えおっッ!奇態な声を発しながら槍を手繰(たぐ)り返すと阿巌(あごん)は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...巌流と称(とな)えるつもりだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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