...これ或は山嶽と共に舊るきものならむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...二ツ嶽を左に見て...
大町桂月 「冬の榛名山」
...御嶽紳社あり...
大町桂月 「妙義山の五日」
...そしてさらに韓国嶽(からくにだけ)という峰へおわたりになり...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...所得――銭四十四銭に米一升三合午後は東御嶽観音様へ詣でる...
種田山頭火 「行乞記」
...其の河嶽英靈集の序文を大師が文鏡祕府論の四卷目に引用されて居る...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...国枝史郎君の「八ヶ嶽の魔神」の中の斬り合いの一節である...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...頭は白髪を戴いて冬の富嶽の様だが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...御嶽のまつりと関係のある「時の双紙」というものをくわしくしらべている...
柳田国男 「故郷七十年」
...豊後の由布嶽(ゆふだけ)は...
柳田國男 「日本の伝説」
...呪文を唱えながら行く御嶽道者らで...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...割ヶ嶽の一城には彼らの血もつながっている...
吉川英治 「上杉謙信」
...太子ヶ嶽を縦横して...
吉川英治 「新書太閤記」
...翌朝の賤ヶ嶽攻撃に...
吉川英治 「新書太閤記」
...屍山血河(しざんけつが)を現出した賤ヶ嶽の乱軍中も...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ前の岐阜ヶ嶽へむかって...
吉川英治 「新書太閤記」
...太郎嶽などの内ぶところを車から振向いて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...部屋に歸つて改めて障子を開くと眩ゆい夕日の輝いてゐる眞正面に近々と燒嶽が聳えてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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