...鼓ヶ嶽の裾の話は...
泉鏡花 「歌行燈」
...荒川嶽は一萬百七十五尺...
大町桂月 「一萬尺の山嶽」
...金洞にもまた三山ありて、右なるが東本嶽、左なるが西本嶽、中なるが中ノ嶽也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...…………そして夜中にはどこかに火事があつた!・こどもなかよくあたゝかく芽ぶく・大(マヽ)鼓たたいてさくらちるばかり(高遠)みすゞかる信濃の国の御幣餅です・ぬけさうな歯がぬけてほつと信濃の月(信濃が木曽になる!)・春の夜ふけるとぬけるまへの歯のなやみ・あの水この水の天龍となる水音(伊那)ひるからは風が出て西駒東駒の残雪(望嶽居)・月あかりして山が山がどつしり( 〃 )五月五日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...御嶽(おんたけ)にも登り給へ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...国枝史郎君の「八ヶ嶽の魔神」の中の斬り合いの一節である...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...しかして富嶽の眺望の最も美しきはやはり浮世絵の色彩に似て...
永井荷風 「日和下駄」
...死後地嶽へ墮ちず...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...御嶽のまつりと関係のある「時の双紙」というものをくわしくしらべている...
柳田国男 「故郷七十年」
...又阿蘇の猫嶽の如く...
柳田國男 「どら猫観察記」
...青森の市の東にある東嶽(あずまだけ)なども...
柳田國男 「日本の伝説」
...御嶽、鳩の巣といふはうには、溪谷に臨んだ、なか/\しやれた所がありますので、蝶々連れの背の高い人達が泊るにはいゝ所です...
吉川英治 「折々の記」
...太子ヶ嶽を縦横して...
吉川英治 「新書太閤記」
...前に、富嶽を仰ぎ、うしろに湖を見る落葉松林(からまつばやし)の中にすべて新しい木口の宿殿が建てられてあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...四明(しめい)ヶ嶽(だけ)を越えればなお遁(のが)れる先はあろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...由布嶽と対して「いい山だ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...やはり由布嶽がよい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...天地にたゞ獨り聳えて四方の山河を統(す)ぶるに似た偉大な山嶽を讚めたゝふることが出來るであらう...
若山牧水 「樹木とその葉」
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